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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003001&sid=abR7ueZGBQDE&refer=commentary
【中国の米国債買いは止まらず−ドル安・赤字拡大でも低インフレを予想】----(ブルームバーグ)
9月21日(ブルームバーグ):海外の投資家は米国債の購入を増やしている。ドルが今年の安値を付け米財政赤字が1兆ドル(約92兆円)を突破するなかでも、米国の低インフレが続くと予想しているもようだ。
米政府のデータによれば、今年発行の米国債1兆4100億ドルのうち43.1%は海外勢が購入した。2008年の現時点では5270億ドル中27.1%が海外投資家によって購入されていた。米メリルリンチの米国債マスター指数によれば、今年7−9月(第3四半期)の米国債投資リターンは1.18%。1−6月(上期)は中銀を含む海外勢などからの需要堅調のなかで米国債投資リターンは過去最悪となっていた。
貿易加重ベースの米ドル相場は3月4日に付けた今年の高値から15%下落している。米政府は記録的な規模の国債を発行しているが、ドル安でも米国債需要に衰えは見えない。インフレ連動米国債(TIPS)利回りが示す投資家のインフレ期待は過去5年の平均を下回っている。
スレッドニードル・アセット・マネジメントで900億ドルの運用に携わるデーブ・チャペル氏(ロンドン在勤)は、「ドル安のなかで米国債の投資妙味は増しているように見受けられる」と話す。先週の米10年債利回りは前週末比12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、価格は101 11/32に下落。
今週は2、5、7年債を合わせ1120億ドル相当の入札が予定されている。この年限の組み合わせとしては過去最大規模となる。1090億ドルが発行された8月24日までの週は10年債利回りが12bp低下した。
米連邦準備制度が中銀など海外機関に代わり保有している米国債の額は3月のドルの高値以来16%増加し2兆700億ドル。米財務省が今月16日に発表したデータによれば、中国は7月に241億ドルを買い越し、保有高は8005億ドルで年初来では10%増えている。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita
akinoshita2@bloomberg.net Editor:Takeshi Awaji記事に関する記者への問い合わせ先:Cordell Eddings in New York at Lukanyo Mnyanda in London at lmnyanda@bloomberg.net
更新日時 : 2009/09/21 16:03 JST