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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11594920090921
【G20、「トービン税」で合意ない見通し=メルケル独首相】-----(ロイター)
2009年 09月 21日 23:47 JST
[ベルリン 21日 ロイター] ドイツのメルケル首相は21日、今週米国のピッツバーグで開催される20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)で、国際的な金融取引に税を課す「トービン税」について合意に達することはないとの見通しを示した。
メルケル首相はNDRラジオで放送予定のインタビューで「(トービン税は)G20の案件としてなくなったわけではない。
ピッツバーグで協議を進める課題だ」と指摘。「今回の会合で100%の合意に達するとは思わないが、ドイツはこの問題を取り上げる」と語った。
銀行の報酬規制案については、G20での協議の行方に言及せず、「欧州連合(EU)加盟国は同案についてピッツバーグで共通の姿勢を示すことで合意している」と述べるにとどめた。
誤った判断に対してボーナスが支払われるべきではないとの総意がある一方、ボーナスと報酬水準との関連付けをめぐり依然として未解決の問題があるとの認識を示した。
金融危機が再発する可能性があると考える向きの間で懐疑的な見方が出ていることも理解できるとし、目的を達成するには多くのエネルギーと勇気が必要と指摘。「G20のすべての金融市場、すべての金融商品と機関に対する規制を望んでいる」と語った。
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(コメント)
やっぱり、トービン税の出所はドイツでした。最初のロイターの報道では、情報の出所を公開していませんでしたが・・・・・
中国はSDRで揺さぶり、ドイツはトービン税で金融資本を攻める。なかなかにしたたかな奴らです。
「越境する投資主体」から見ればトービン税は、爆弾以外の何者でもなく、金融資本が為替を操作する事で得られる「儲け」が失われる事になります。
タックスヘイブンへの頻繁な資金移動で課税を逃れている金融資本が簡単にこれを飲む訳はありません。
恐らく、あらゆる手段を使って潰しに来る事でしょう。
「カネゴン」がそう簡単に武装解除される訳はないか・・・・。