★阿修羅♪ > 国家破産64 > 616.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
流動性供給、初期対応に有効=「出口戦略」では協調と対話を−IMF報告(時事通信社)
【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)は21日、各国の金融危機対応策の評価と緊急時の政策を平時に戻す「出口戦略」に関する報告書を発表した。各国政府・中央銀行による流動性供給や資本注入、不良資産買い取りの効果を認めた上で、これらの措置を含む危機対応策の打ち切りには国際的な協調と市場との対話が重要と指摘した。報告は30日発表する世界金融安定性報告(GFSR)の一部分。
報告では、銀行間取引金利の推移などを基に各国が実施した金融危機対策の効果を分析。金融危機の初期段階では流動性供給策が最も効果を発揮し、その後は取引金利の落ち着きとともに、市場に対し銀行の資本強化や不良資産の買い取り策の実施を周知させていくことが有効とした。
一方、出口戦略の策定では、実施のタイミングとそのやり方に関し市場と綿密に対話を続けていくことが重要だと指摘。また、政府による銀行への債務保証を終了する際には、国際的に協調して取り組むことが望ましいなどとした。(2009/09/21-23:53)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009092100373