★阿修羅♪ > 国家破産64 > 539.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 「貸し剥がし倒産」の危機--自民党 投稿者 gikou89 日時 2009 年 9 月 15 日 11:54:54)
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090914ddlk35070251000c.html
衆院選でひときわ暑い夏を過ごした。「脱官僚」を政権公約(マニフェスト)に掲げた民主党が大勝。官僚主導と批判されてきた自民党的政治をどう改革するのか、その手腕が注目される。
不況や年金、介護問題などで国民は随分前から悲鳴を上げてきたのに、長く政権の座にあった与党は、真剣に対策を講じたのか。有権者の審判は、選挙結果のとおりだ。民主党が政権交代を現実のものにすると、一部官僚の天下りが報じられた。「駆け込み」と指摘されている。
tysテレビ山口で毎週日曜夜放送のドラマ「官僚たちの夏」が楽しみだ。原作は城山三郎の同著。主人公の通産省(現・経産省)官僚、風越信吾を佐藤浩市が演じている。他の官僚も自らの信念に基づいて懸命に働く姿がうれしい。ドラマだとわかっていても、見ていて熱くなってしまう。
大分支局時代、知事だったのが平松守彦さん。平松さんも同省の元官僚で、風越のモデルとなった人物が平松さんの上司だ。番組スタッフは昭和30〜40年代、企業局産業公害課長、鉱山局石油計画課長、電子政策課長などを務めた平松さんを取材。平松さんの職歴をなぞるように物語は進み、堺雅人や高橋克実らが好演する。後に次官に上り詰めた平松さんの上司は天下りをしなかった。
退官後、大分県副知事に転じ、知事を6期務めた。市町村の特産品などを核に地域振興に取り組む「一村一品運動」を推進し、サッカーワールドカップ(W杯)大分開催招致も実現させた。今も国内、海外から講演を頼まれる日々。現在85歳。
平松さんに今の官僚を聞くと「政治家の顔色をうかがって仕事なんかしてなかった。特に当時の通産官僚は高度成長のため、がむしゃらだった。官僚や公務員が国民のために一生懸命働くことは当然。定年や退官後を考える暇などなかった」。明快に答えてくれた。<下関・三嶋祐一郎>