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http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?id=AS2C11015 11092009
【証券化商品の評価損、08年9月の3分の1に 国内金融機関、6月末】
金融庁は11日、今年6月末の国内の預金取扱金融機関の証券化商品の評価損が5270億円となり、直近ピークの昨年9月末の1兆5000億円強の3分の1程度に縮小したと発表した。世界的な金融市場の混乱が足元では落ち着きをみせ、国内金融機関の財務も回復へ向かっている状況が鮮明になってきた。
主要国の金融当局などで構成する金融安定化フォーラム(FSF、現金融安定化理事会=FSB)の基準を参考に、金融庁は昨年3月末から四半期ごとに証券化商品の状況を金融機関から聞き取り、合計値を発表している。対象は大手銀行や地域銀行、信用金庫や信用組合など預金を取り扱う金融機関。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連商品だけでなく、債務担保証券(CDO)なども含んでいる。
[9月12日/日本経済新聞 朝刊] (9/12 7:00)
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(コメント)
金融機関が負ったダメージが大幅に減少する事が景気回復にプラスになると良いのですが。