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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003011&sid=at5u3NYR64wc&refer=jp_asia
９月11日（ブルームバーグ）：中国税関当局が11日発表した８月の輸出は前年同月比23.4％減少した。エコノミストの予想よりも大きな落ち込みとなった。輸出の低迷は、経済成長の押し上げに向けた政府の努力に水を差しそうだ。
輸出の減少率はここ３カ月で最大だった。ブルームバーグ・ニュースが実施した調査の中央値では同19％減と見込まれていた。税関当局がウェブサイトに掲載した発表資料によると、輸入は同17％減で、貿易黒字は157億ドル（約１兆4330億円）だった。
中国国際金融（ＣＩＣＣ）のエコノミスト、シン・ツーチアン氏（北京在勤）は「米国や欧州といった中国の主要な貿易相手の成長が来年回復しなければ、真の意味での輸出の回復はないだろう」とした上で、貿易が「引き続き景気回復の妨げになる」との見方を示した。
輸出は前年同月比で10カ月連続での減少となった。輸入の落ち込みもこの３カ月で最大。減少率は、ブルームバーグが実施した調査の中央値（10.5％）より大きかった。
発表によれば、８月の輸出は前月比では3.4％増（季節調整済み）だった。輸入は同１％増加した。
更新日時 : 2009/09/11 15:29 JST
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