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英中銀:資産買い取り規模を現状維持−政策金利も据え置き(Update2) 9月10日(ブルームバーグ):
イングランド銀行(英中央銀行)は10日の金融政策委員会(MPC)で、資産買い取りプログラムの規模を現行の1750億ポンド(約26兆7500億円)に据え置くことを決めた。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査では、35人全員が資産買い取り規模の現状維持を予想していた。
キング総裁ら9人の委員で構成するMPCは、政策金利のレポ金利についても過去最低の0.5%に据え置いた。エコノミスト60人を対象にした金利についての調査でも、据え置きが見込まれていた。
英中銀に勤務した経験のあるソシエテ・ジェネラルのチーフエコノミスト、ブライアン・ヒリアード氏は「MPCが今日、何もしなかったからと言って、将来にも行動しないということにはならない」と指摘した。
同氏はさらに「英経済は改善しているが、他の欧州諸国に比べれば出遅れている。7−9月(第3四半期)の景気見通しはひどい。英国はリセッション(景気後退)から恐らく脱したが、足取りは全く力がない」と語った。
英国立経済社会研究所(NIESR)は今週、英リセッションが5月に終了した公算だと発表した。英銀ロイズ・バンキング・グループのハリファックス部門の10日の発表によると、8月の英住宅価格は前月比0.8%上昇だった。また、英サービス業を対象にした調査では、同分野の生産活動が約2年ぶりの高ペースで拡大したことが示された。
一方で、キング総裁は市中銀行が十分な貸し出しを行っていないことを懸念している。イングランド銀は先月に資産買い取り規模を500億ポンド拡大したが、同月のMPCの議事録によれば、キング総裁はさらに大幅な拡大で2000億ポンドとすることを主張していた。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=ahe64ZhWR_pQ&refer=jp_top_world_news