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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003001&sid=aIGKyQlFV9JI&refer=commentary
【中国の景気加速は確実−自動車販売台数やアルミ消費需要動向が示唆】----(ブルームバーグ)
9月9日(ブルームバーグ):中国では新規融資の低迷が国内株式相場を下押ししたものの、中国の景気が加速する方向にあることは、米アルミニウム生産最大手アルコアや自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の動きを見るだけで明らかだ。
アルコアは中国からの需要拡大を理由に、世界のアルミ消費予測を引き上げた。中国で最大の外資系自動車メーカーであるGMも、同国の自動車販売台数が1200万台に達し、世界最大の市場である米国を上回る可能性があると指摘した。
中国株の指標である上海総合指数は8月31日、高値からの下落率20%が目安となる弱気相場に入った。7月の新規融資減少で生産や投資が鈍化するとの懸念が広がったためだが、8月の経済指標はこうした懸念を和らげるものとなりそうだ。ブルームバーグ・ニュースの調査によると、工業生産は1年ぶりの高い伸び、小売売上高は前年同月比15%増が見込まれている。
元世界銀行エコノミストで現在INGグループのアジア調査責任者を務めるティム・コンドン氏(シンガポール在勤)は「信用引き締めが中国経済を崩壊させることはない見込みだ」とし、「投資家がこの事実を理解するのにあまり時間はかからないだろう」と指摘した。
8日の上海総合指数は6営業日続伸し、終値ベースで年初来高値を付けた8月4日からの下落率が16%に縮小した。8日の終値は1.7%高の2930.475。
アナリストらは、今年これまでの融資ブームが国内の経済成長の加速を維持するのに十分だとみている。ブルームバーグが8月28日までの1週間に実施したエコノミスト22人の調査によると、中国の国内総生産(GDP)は2009年に8.3%増、10年に9.5%増に達すると予想されている。
興業銀行のエコノミスト、魯政委氏(上海在勤)は「中国の景気回復は順調だ」とし、「これまでに融資が急増しているため、融資が年末までの期間に減少したとしても、刺激的な投資は影響されないだろう」と分析している。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:東京 山口裕子 Yuko Yamaguchi yuyamaguchi@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta記事に関する記者への問い合わせ先:Kevin Hamlin in Beijing on khamlin@bloomberg.net
更新日時 : 2009/09/09 07:59 JST