★阿修羅♪ > 国家破産64 > 419.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
UPDATE2: 中国が適格外国機関投資家制度で新ルール草案、投資枠拡大など盛る(KlugView)2009年 09月 4日 19:41 JST
*中国国家外為管理局が適格外国機関投資家制度の新ルール案を発表。1機関投資家当たりの投資枠の上限を8億ドルから10億ドルに引き上げ。
*新ルール案、投資枠の下限は5000万ドルから2000万ドルに引き下げ。
*中国国家外為管理局、総投資枠300億ドルを増額する計画ないと表明。
*機関投資家間の投資枠の取引は禁止。
[北京 4日 ロイター] 中国国家外為管理局(SAFE)は4日、適格外国機関投資家制度(QFII)と呼ばれる外国人投資家の中国国内向け証券投資制度に関する新ルール草案を発表した。
それによると、現行は8億ドルの1機関投資家当たりの投資枠が10億ドルに引き上げられる。
一部投資家を対象にロックアップ期間を3カ月に短縮することも盛り込んだ。
SAFEは新ルールについて、制度の透明性向上、長期的な投資獲得に結びつけることが狙いとしている。
発表を受けて中国への資本流入が拡大するとの期待が高まり、香港株式市場のハンセン指数は3%近く上昇して終了した。中国株式市場は発表前に取引を終了している。
新ルール案に盛り込まれた1投資家あたりの投資枠拡大について、メインファースト・セキュリティーズ(香港)のトレーダー、アンドリュー・サリバン氏は、株式市場に与える影響は大きくないとの見方を示した。
サリバン氏によると、現行の上限である8億ドルの枠を持つのはUBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)といった大手に限られ、それ以外は2億ドル以下が大半という。
新ルールでは、最低投資枠を5000万ドルから2000万ドルに引き下げた。中小の機関投資家にも制度の門戸を開放する動きとなる。
SAFEの幹部は記者会見で、総投資枠は現行の300億ドルで維持すると述べた。うち約150億ドルが配分されているという。
適格外国機関投資家制度は2002年に導入。2007年に総投資枠が100億ドルから300億ドルに拡大された。
SAFEは、適格外国機関投資家が配分された投資枠を使い、投資家間での違法な投資枠の取り引きを取り締まる方針を示した。
http://jp.reuters.com/article/foreignExchNews/idJPnTK8464772