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(回答先: 竹中平蔵:世界同時不況の克服には何年かかるか 投稿者 gikou89 日時 2009 年 9 月 02 日 11:21:59)
結局、企業は「利益」を目的とするから、賃金や税金が安ければ、どこへでも行く存在なのです。
だから、お前たちは安い労賃で我慢しろと言う論法です。
典型的な問題すり替え式の「詭弁」です。
どこかの輸出型ハイテク企業ではありませんが、先の景気回復局面でバブル機の二倍以上の利益を上げながら、資金の採用はほんどが非正規雇用。
従業員の賃金は引き下げられたまま。
あるいは据え置かれたまま。
配当は据え置き。
これでは誰でも怒りますよ。
ドイツでは企業は株主だけのものではありません。
企業は労働者と経営陣、株主の三社の共有とされています。
自分に都合の良い部分だけを主張していたのでは受け入れられませんよ。
おなじ人間が労働者と言うだけで使い捨ての道具にされるのは許されない事です。
問題の所在は儲けたクセにその富を独占するところにあるのです。
企業は何かあると税金が高いとか、地域の雇用に貢献しているから「優遇措置」を設けろとか、固定資産税を安くしろとかワガママを言います。
その時の決まり文句が、中国へ行くとか、ベトナムへ行くとか国内の工場を撤去するとかの「脅し文句」です。
途上国に行きたければ行けば良いでしょう。
言語や教育水準、慣習の違い、道路・電力などのインフラ不足、くるくる代わる政策。
苦労してみれば良いでしょう。
バカ・バカしい限りです。
日本では「タックス・ヘイブン」の問題もなぜか騒がれていません。
また、輸入品のダンピング問題も聞いた事がありません。
とっても不思議な国なのですよ・・・・・。