★阿修羅♪ > 国家破産64 > 380.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 竹中平蔵:世界同時不況の克服には何年かかるか 投稿者 gikou89 日時 2009 年 9 月 02 日 11:21:59)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003011&sid=aQXQaDb.cTtQ&refer=jp_asia
9月1日(ブルームバーグ):ジャンク(高リスク・高利回り)債市場の「ブラックホール」を回避するよう、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)が投資家に警戒を呼び掛けている。債権回収率の落ち込みがその理由だ。
PIMCOのマネジングディレクター、カーティス・ミューボーン氏は同社のウェブサイトに掲載したリポートで「高利回り債については慎重姿勢を幾分強めている」とした上で、「投資戦略を成功させる重要な要素は、信用銘柄の選択に慎重姿勢で臨むことやいわゆる『信用のブラックホール』を回避することだろう」と指摘した。
同氏はまた、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスのデータを引用し、デフォルト(債務不履行)に陥った債権の回収率が約40%から20%を下回る水準に低下したことで、デフォルト率が上昇する可能性を挙げた。
金融危機や昨年9月の米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス破たんに影響を受けた資本市場の回復に伴い、社債相場も今年に入って反発した。しかし、信用スプレッドがリーマン破たん前の水準に戻るなかで、企業や経済の状況は昨年7−9月期よりも悪化しているとPIMCOはみていると、ミューボーン氏は説明した。
「デフォルト率が上昇し続け、無担保の債券保有者にとって回収率が低下する状況が続くとのわれわれの見通しの下、高利回り債に投資資産を多く配分するのは賢明でないと考える」と語っている。
投資適格級の社債の一部には妙味が感じられるとして、高格付けの銀行や公益事業会社、一部のエネルギー企業の社債を挙げた。また、新興市場国の商品需要から恩恵を受けるとして、金属や鉱山会社の高利回り債の一部もPIMCOは選好しているという