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ユーロ圏の消費者物価、下落続く（日本経済新聞）
更新： 2009/09/01 22:55
【ベルリン＝赤川省吾】欧州連合（ＥＵ）統計局は31日、ユーロ圏16カ国の８月の消費者物価が前年同月に比べて0.2％下落したと発表した。エネルギー価格の低迷で３カ月連続の下落となった。ただ、下落幅はマイナス0.7％だった７月に比べて縮小し、下げ止まりつつある。域内の政府・中銀は財政・金融政策を平時モードに戻す「出口戦略」が課題となる。
欧州中央銀行（ＥＣＢ）のシュタルク専務理事は地元誌に「デフレの兆候はない」と語った。各国政府もいまのところ物価の下落を問題視していない。家庭用燃料や食品の価格が下がったことで「むしろ個人消費にとってはプラス材料」（ドイツ経済研究所）との見方が多い。
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20090831D2M3102T31.html
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