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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090819AT2M1803518082009.html
【北京=高橋哲史】米財務省によると、6月末の中国の米国債保有残高は前月末比251億ドル減り、7764億ドルとなった。中国メディアは「2000年以来、単月では最大の減少額」(第一財経日報)と報じた。中国政府が2兆ドルを突破した外貨準備の運用先を本格的に多様化し始めたとの観測も浮上している。
中国の米国債保有残高が減少したのは2カ月ぶり。5月末は380億ドルの大幅な増加だっただけに、市場では「中国の外貨準備の運用方針は固まっていない」との見方も出ている。
6月末は期間1年以内の短期債が517億ドル減った一方、長期債は266億ドル増えた。中国政府は昨年秋以降、米国債の価格下落などを警戒して短期債の保有比率を高めてきたが、6月末には購入した短期債が大量に償還期限を迎えたもようだ。一部を長期債に振り替えたほかは、米国債以外の資産の購入に充てたとみられる。(01:35)
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中国、米国債保有額が減少「外貨準備の多様化映す」 人民日報 (日経8/20)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090820AT2M2002H20082009.html
中国共産党機関紙の人民日報(海外版)は20日、6月末の中国の米国債保有額が大幅に減ったことについて「外貨準備運用の多様化を追求している表れである」とする論説記事を掲載した。記事では、外貨準備を使って中国企業の海外進出を後押しし、先端技術や資源などを手に入れるべきだと主張、ドル資産に偏った運用を早急に見直す必要があるとの認識を強く打ち出した。
中国は世界最大の米国債保有国だが、6月末の保有残高は前月末比251億ドル減の7764億ドルと、9年ぶりの大幅な減少となった。人民日報の論説は「米国債は見た目が安全であっても、ドルが下落基調にある中で知らぬ間に価値を下げている」と指摘。そのうえで「保有米国債を減らすのは道理に合っている」と言い切った。(北京=高橋哲史)(00:09)