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金融政策において今以上に資産価格に注目する必要＝ＥＣＢ（ロイター）
2009年 08月 21日 10:55 JST
［フランクフルト ２０日 ロイター］
欧州中央銀行（ＥＣＢ）は、新たに発表したリサーチで、金融政策を行うにあたり、インフレとマネーサプライの動向を考慮するだけでなく、資産価格にも一段と注目するべきとの見解を示した。
このリサーチは１９日にＥＣＢのウェブサイトに掲載された。それによると、金融市場のグローバル化に伴い、金融政策当局者が資産価格の動向を注視することがより重要になったとし、資産バブルの兆候がみられる時点で世論に逆らって行動したり、先手を打って利上げをする必要があるかもしれないと指摘した。
リサーチは、資産バブルの特定は難しいが、マネーとクレジットの総額を分析することが特定に役立つとしている。また、金融政策において各国間の協調を一段と高める必要はないとの考えが示された。
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