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スティグリッツ教授:世界金融危機はアメリカ型資本主義の欠陥露呈 8月21日
(ブルームバーグ):
ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ氏(コロンビア大学教授)は21日、世界金融危機はアメリカ型資本主義の欠陥を露呈させたとの見方を示した。
スティグリッツ氏はタイの首都バンコクで開かれた会議で、世界の金融システムは各国政府が度重なる救済策を講じたことによって辛うじて機能し、市場はリスク分散の失敗から救われたと指摘した。
同氏はその上で、危機に対処するため、国際レベルでのさらなる協調行動が必要だと訴え、20カ国・地域(G20)は総需要の弱さなど根本的問題への取り組みが遅れていると警告した。
ブルームバーグがまとめたところでは、2007年のサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン市場の崩壊に端を発する世界的な金融危機は、約1兆6000億ドル(約150兆円)に上る金融機関の評価損や損失につながった。
スティグリッツ氏は「情報の非対称性」を伴う市場の分析への貢献で、2001年にノーベル経済学賞を共同受賞した。世界銀行のチーフエコノミストやクリントン政権の大統領経済諮問委員会(CEA)委員長を歴任した。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003011&sid=ax9h0TYvDW8g&refer=jp_asia