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出典 http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=aXb7kxLfvafc
【NY外為(7日):ドルが上昇、対円で7週ぶり高値】----(ブルームバーグ)
8月7日(ブルームバーグ):ニューヨーク外国為替市場ではドルが円に対して7週間ぶり高値を付けた。対ユーロでも上昇した。7月の非農業部門雇用者数の減少幅が予想を下回ったことでドルに買いが集まった。
円は全面安の展開となり、対ユーロでは昨年6月以来の安値を付けた。
7月の米雇用統計が米経済の回復を示唆する内容となり、日本の投資マネーが国外の高利回り資産に流れた。
米国債利回りは上昇し、海外投資家にとり投資妙味が増した。
シュナイダー・フォーリン・エクスチェンジの市場分析担当責任者、スティーブン・ガロ氏(ロンドン在勤)は「(雇用統計の結果は)重大な意味を持つ。
米経済の悪化ペースが他の先進国に先んじて鈍化しているだけでなく、状況は改善しているとの見方を裏付けており、ドルにとってもプラスだ。
投機筋は経済データと米国経済に対する見方を大きく変えるだろう」と語った。
ニューヨーク時間午後4時10分現在、ドルはユーロに対して1.2%高の1ユーロ=1.4171ドル。前日は同1.4345ドルだった。
ドルは対円で2.1%高の1ドル=97円49銭(同95円46銭)。一時は同97円79銭と、6月16日ぶりの高値を付けた。ユーロは対円で0.9%高の1ユーロ=138円14銭(同136円94銭)。一時は同138円72銭と、6月5日以来の高値まで上昇した。
この日のドルの上昇は、市場が強い米経済データはドルにとりプラスになるとの見方に回帰したことが示された。
トレーダーの間では、米連邦準備制度理事会(FRB)が近い将来、借り入れコストを引き上げるとの見方が広がっている。
ドル指数
主要6通貨のバスケットに対するICEのドル指数は1.2%上昇し、79.002。同指数は年初来では2.9%下げている。世界経済が回復に向かっている兆しを背景に、世界の準備通貨への逃避需要が後退したことが背景。
RBSセキュリティーズの証券戦略世界責任者、アラン・ラスキン氏は米雇用統計後に発行したリポートで、「外国為替市場では、米経済データが良いとリスク志向が強まり、安全投資先としてのドルが売られるという発想は試練に立たされている」と記述した。
シカゴ商品取引所(CBOT)の先物相場は、1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)までにFRBが利上げを実施する確率を74%まで織り込んでおり、1カ月前の66%から上昇した。
円はブラジルのレアルに対して3.2%下げ、メキシコのペソに対して2.9%値下がりした。投資家が世界経済の成長に連動した通貨を買うようになるとの観測が背景となった。
週間ベースでのドルの上昇
ドルは対ユーロで前週比0.6%上昇。週間ベースでの上げは7月10日以来で初めて。対円では前週比2.9%高と、6月5日に終わった1週間以来の大幅高となった。円は対ユーロで2.6%安。4週連続で下落した。
商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、先週の時点では、先物トレーダーらはユーロが対ドルで上昇すると織り込んでいた。
ストラテジストのロバート・シンチェ氏は7月の米雇用統計が強い内容となればドルは上昇すると見込んでいた。シンチェ氏は5日、投資家に対し、ドルが55日移動平均を目指して上昇した局面で対ユーロで買うことを推奨していた。この日の55日移動平均は1ユーロ=1.4072ドル。
米雇用統計の発表を受けて米国債相場は下落。2年債利回りは11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、1.31%となった。
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[コメント]
いまだにドル崩壊説を唱えている方々に一言。
私の見解では
「ドルの崩壊はなし。あるのはただ価値の低下のみ」
これだけです。