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出典: http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=aFlTWiBTHr.0&refer=jp_home
【米景気後退は7月で終息か、労働市場改善−NBER認定委メンバー】
8月7日(ブルームバーグ):全米経済研究所(NBER)の景気循環判定委員会メンバーである米ハーバード大学ケネディ行政大学院のジェフリー・フランケル教授は、米国のリセッション(景気後退)が労働市場の改善に伴い、7月で終息した可能性があるとの見解を明らかにした。
フランケル教授は7日の電話インタビューで、「これまで景気の底だと後で分かるといえるような月があるとは感じなかったが、この7月は間違いなくその候補だ。そうなる極めて確かな可能性がある」と語った。
同教授は7月の米雇用統計で雇用者数の減少ペースが鈍化したことについて、「これは情勢の確かな緩和だ」と指摘。ただ、米経済が7−12月(下半期)にプラス成長を回復したとしても、「難局を脱したことにはまだならない」と述べ、「2番底の可能性は常に存在する」と警告した。
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(コメント)
これで、ドル崩壊はなしでしょう。
米国景気の底入れが確実となると、少なくともドル高への転換は間違いないこととなるでしょう。
少なくとも欧州よりは先に景気は回復する事となるでしょう。米国の景気回復は長期金利の上昇傾向へと繋がり、それは結果としてドル高基調へと繋がります。
私は今回の金融バブル破裂による金融危機はユーロ潰しの為に米国が仕組んだものではないかと常々疑っていましたが、どうやらその可能性は高そうです。
さすれば、今後半年から1年程度の期間に起こりうる事としては「金」の暴落が想定されます。
一部で金融危機は多極化を進める為の手段としてドル崩壊が仕込まれているとする主張がありますが、私の見解は、普遍的価値を持つ「世界通貨」の創造が目的だと考えています。
それはブルジョワジーの方々が世界中で楽して儲けるためには現行の通貨に並存する形で普遍的な価値を持つ仮想的な通貨が必要だからです。
その為、最もじゃまになるのは新機軸通貨になり得る存在たるユーロであり、次には金となるのです。
※それは米ドル以外のすべての通貨(ユーロ、人民元、ポンド、円等の主要通貨)が存在し、それをまとめた「世界通貨」が存在する形が彼らにとって最もこのましい形であるからなのです。