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英中銀:資産買い取り規模を拡大、予想上回る景気悪化で(Update2) 8月6日
(ブルームバーグ):
イングランド銀行(英中央銀行)は6日の金融政策委員会(MPC)で、資産買い取りプログラムの規模を500億ポンド(約8兆400億円)拡大し1750億ポンドとすることを決めた。予想以上に深刻な英国のリセッション(景気後退)を理由に挙げた。
キング総裁ら9人から成るMPCはまた、政策金利のレポ金利を過去最低の0.5%に据え置いた。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査では、44人中23人が資産買い取り規模の拡大を予想していた。残り21人は規模を維持すると見込んでいた。
イングランド銀は声明で、「英国のリセッションは従来の想定よりも深刻なようだ。生産の伸びはある程度回復する見通しだが、経済における余剰生産能力はまだしばらく拡大し続ける可能性が高く、中期的にインフレを抑制するだろう」と説明した。
ダーリング英財務相は、英経済は依然として脆弱(ぜいじゃく)であるとのブラウン首相の懸念を反映し、買い取り規模の拡大を承認した。
同財務相は、中銀あての書簡で、資産買い取り規模の「上限引き上げは、インフレ目標達成に向けて金融政策姿勢を調整する裁量をMPCに与えるという考えに賛成だ」と記述している。
イングランド銀の次の行動と同中銀の景気認識については、同中銀スタッフが準備した最新の経済予想をキング総裁が12日に公表する際により明白になる見込み。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では、60人全員がこの日の金利据え置きを見込んでいた。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=azl_0d84uGRU&refer=jp_top_world_news