★阿修羅♪ > 国家破産63 > 615.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 政治主導の予算編成でムダ削減=民主党政策集 投稿者 gikou89 日時 2009 年 7 月 27 日 01:27:55)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=a.QkuwQOWqRE&refer=jp_news_index
7月22日(ブルームバーグ):米国債相場は下落し、30年債は3営業日ぶり反落となった。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は22日、上院銀行委員会で証言し、「失業率が最も差し迫った問題」だとの認識を示したが、市場の関心は来週実施される4回の入札に移っている。
30年債は前日、約2カ月ぶりの大幅上昇となっていた。バーナンキ議長が「インフレ圧力は限定されている」として、この先も「長期間にわたり」政策金利をゼロ近辺に維持できる余地があると述べたことに反応。米財務省は23日に来週の入札規模を発表する。過去2週間は入札を休止していた。
バンガード・グループ(ペンシルベニア州バレーフォージ)で650億ドルの米国債運用を手がけるデービッド・グロック氏は「国債相場の関心は入札発表に移っている」と指摘。「増発見通しで利回りは上昇している」と述べた。
BGキャンター・マーケット・データによると、ニューヨーク時間午後4時27分現在、30年債利回りは前日比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上昇の4.44%。30年債(表面利率4.25%、2039年5月償還)価格は26/32安の96 26/32。前日は131/32 高と、5月29日以来の大幅上昇を記録した。
2年債と10年債の利回り格差は4ベーシスポイント拡大して2.60ポイント。同利回り格差は先週25bp拡大した。拡大幅は週間ベースでは5月22日に終了した1週間以来の最大。
国債入札
米政府は7月27日以降4日連続で、20年物インフレ連動債(TIPS)、2年、5年、7年債の入札を計画している。1週間に3回のクーポン付き国債と1回のインフレ連動債入札を実施するのは、1976年に定期入札を開始して以来2度目となる。
調査会社ライトソンICAPは、来週の入札総額を1130億ドル規模を予想している。週間ベースの入札規模としては過去最大となる。これまでの記録では、6月22日の週に実施した2年、5年、7年債の入札総額1040億ドルが最大だった。
10年債利回りは6月に4%に達した。オバマ米大統領の記録的な借り入れ規模が需要を上回るとの観測や、戦後最長のリセッションが収束に向かっているとの兆しが背景。
海外の需要
米政府の今年上期の国債入札規模は9630億ドル。バークレイズによると、下期の規模は1兆1000億ドルに拡大する可能性がある。
財務省のデータによると、今年のこれまでの入札全体に占める海外中央銀行など間接入札の割合は30.4%と、08年の21.6%から増加した。
米投資会社ブラックロックの米債担当共同責任者スチュアート・スポデック氏はブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューで「米国債に対する海外需要はかなり高い」と指摘。「家計部門の貯蓄が増えており、米国市場での投資に振り向けることも可能だ」と述べた。
経済再建や前例のない規模の財政赤字の立て直しに向け国債発行が記録的水準となるなか、オバマ米大統領は中国を含めた海外投資家への依存を高めている。米財務省の対米証券投資統計によると、中国は5月に米国債の保有を増やした。一方、ロシアと日本、カリブ海諸国は保有を減らしている。