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中国の金融政策、緩和的過ぎる─全人代財政経済委員会幹部=新聞(ロイター)
2009年 07月 20日 21:59 JST
[北京 20日 ロイター]
20日付のオリエンタル・モーニング・ポスト(東方早報)紙によると、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)財政経済委員会の幹部であるYin Zhongqing氏は、中国の金融政策について「緩和的過ぎる」として、変更の必要があると述べた。
同氏の発言は、当局者の一部で高まっている、銀行融資の急増や過剰流動性に対する懸念を反映している。
同氏はオリエンタル・モーニング・ポスト紙に対し「現在の金融政策は『適度』に緩和的というよりも緩和的過ぎる」と語った。
「適度」という表現は中国人民銀行(中央銀行)が緩和的な金融スタンスを表すのに用いている言葉。
中国国務院(内閣に相当)は繰り返し、同国の比較的緩やかな金融スタンスを支持する姿勢を示し、景気回復が本格化するまで包括的な引き締めを実施する可能性は排除している。
しかし、Yin氏によると、マネーサプライと貸し出しの伸びが2009年初めに人民銀行が設定した目標を大幅に上回っていることから、全人代の一部メンバーが人民銀行に対し不満をつのらせているという。
同氏は、新規融資の一部は中国の不動産・株式市場に流入していると指摘した。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-10121820090720