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先進国 3000万人が失業か
7月15日 9時3分
金融危機による世界的な景気の悪化で、先進各国で失業の増加が続いていますが、OECD=経済協力開発機構のグリア事務総長は、おととしの末から来年末までの3年間に、先進国であわせておよそ3000万人が職を失うことになるという見通しを示しました。
OECDのグリア事務総長は、14日、ブラジルの首都、ブラジリアで記者会見し「世界的な金融危機とそれに伴う景気の悪化によって先進国が不況に陥ったことで、失業者が増えている」と指摘しました。そのうえで、グリア事務総長は、先進国では、おととしの末から来年末にかけて、あわせておよそ3000万人が職を失うことになるという見通しを示しました。世界経済は最悪期を脱したという見方がある一方で、先進国では失業率が軒並み悪化しており、アメリカでは先月の失業率が9.5%と、25年10か月ぶりの高い水準となったほか、ヨーロッパでもことし5月の失業率が9.5%と、過去10年で最悪となっています。こうしたなか、グリア事務総長の発言は、経済が回復し始めても雇用情勢は厳しい状況が続くという見方を示したものです。
http://www.nhk.or.jp/news/t10014266221000.html