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５月の機械受注３％減、最低の６６８２億円【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090708-OYT1T00471.htm
内閣府が８日発表した５月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる「船舶・電力を除く民間需要」の受注額は前月比３・０％減の６６８２億円と、統計を取り始めた１９８７年４月以降で最低となった。
受注額の減少は３か月連続。
機械受注統計は、６〜９か月先の設備投資の動きを示す統計として注目されている。
世界的な景気後退の影響が長引き、企業の投資意欲が依然として冷え込んでいることを示した。
一方、減少率は４月（５・４％減）と比べ２・４ポイント縮小しており、内閣府は機械受注の基調判断を「減少のテンポが緩やかになってきている」のまま据え置いた。
製造業からの受注額は前月比５・４％増と２か月ぶりに増加し、下げ止まりの兆しを見せた。
ただ、非製造業は６・９％減と、３か月連続で前月を下回った。
外国企業からの受注も１３・３％減と大きく落ち込んだ。
業種別では、低燃費車などの販売が回復しつつある「自動車工業」が２７・３％増となったが、消費低迷のあおりを受け、小売業などを含む「その他非製造業」が１１・４％減、システム投資を手控えている「金融・保険業」が３・７％減と振るわなかった。
（2009年7月8日12時38分 読売新聞）
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