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ブログ 「ラ・ターシュに魅せられて」より抜粋
http://latache1992.blog56.fc2.com/
昨年度、2008年の年金積立金の運用が 「損失額 9.6兆円」 と発表されました。
因みに、その前年、2007年度は、5兆8400億円の損失と 「発表」 されております。
最初に申し上げます。
この数字はウソです。
債券・株式評価の算定基準を上手く誤魔化してこの数字を作り上げています。
「よく、そんな断定的なこと言えるな」 ですって?
そりゃそうですよ、この数字を作った人間から聞いたハナシですから(笑)。
株式・債券の評価基準なんて、例えば、ちょこっと日付を変えるだけで、この規模の運用でしたら、億の単位で数字が動きます。
この 「運用」 と言うのは、年金積立金運用独立行政法人(旧 年金福祉事業団)が行っている、と言われていますが、実際は信託銀行を始めとする、行政によって利益を約束されている金融機関のトップエリート達に 「運用委託」 されています。
この無責任法人は、年金支払者である国民の資産 「約120兆円」 のうち約90兆円を、「気弱な地上げ屋」の友人達に 「運用委託」しております。
東京証券詐欺式市場を始めとする国内株式に約11兆円です。
外資系金融機関に 「再委託」 し、外国証券投資と称して諸外国企業に貢ぐ資金が、約9兆円です。
昨年、国内詐欺式は、マイナス35%。つまり詐欺師達は35%のゲインです。
外国証券 (債券) 取引は、ナント43%のマイナス。
同じく言い換えると、諸外国企業、および政府へは43%のゲイン、という事になります。
なんだ、その計算は?って声が聞こえてきそうですね。
「運用」 などと称していますが、実態は、相場下落を防ぐ 「買支え」 の役割を担わされております。
このカラクリの実態は、秋以降、長妻さんなどが暴いてくれるでしょうが、すべてを明らかにできるか疑問ですね。 「知らせないほうが良い」 という判断に陥らないか心配です。
それほど酷いようです、「気弱な地上げ屋」の友人達、運用担当への委託者(実質的には自公政府)の注文は。 国民の資産をドブに捨てることに何の迷いもないようです。
現段階で年金を受給しているお年寄り達は、今のところは安泰です。
彼らが受給している年金は、我々現役の支払った年金保険料を原資にしています。
問題は、数年後にも 「火を噴く」 だろうと思います。
どこかの 「そうか」 が 「100年安心」 なんて言ってましたが、ウソ八百です。
100年安心なんて、言い換えれば 「(その頃、生きてませんから)責任とりませんよ」 って意味だと理解したほうが良いでしょう。
先程、現在の受給者は安泰などと書きましたが、こういう事件も表面化しています。
年金有資格なのに「無年金」3万人
本来、年金受給資格があるのに、記録漏れなどの社会保険庁の不手際により、何ら落ち度が無いのに年金を受け取れない「無年金」状態の高齢者が推計で約3万人いるとの 「サンプル調査」 の結果を発表しました。
問題は、役人が好んで使う、この 「サンプル調査」 です。
年金を受給していない高齢者のなかから抽出し、「調査した」 と言っていますが、抽出した 「サンプル」 の「三分の一」 しか調査していません。
実際、どのくらいの 「被害者」 がいるのか、調査すべき役人どもが把握していないわけです。
それもこれも、未だに約5000万件もの記録が統合されていない
ことが原因です。
皆さん、もうこの 「怒り」 はご自身の 「一票」 にぶつけてくださいね!
最後に、「気弱な地上げ屋」と同年代とはとても見えないほど、頭髪の少なくなった友人の 「悲痛な叫び」 をご紹介します。
「上司からは、"マーケットを買い支えろ" と言われる。でも、いくら買い支えても、これだけ大きなマーケットをコントロールすることなんか無理。僕らが "買う" ことを知っている連中が売り浴びせてきて、彼らを儲けさせるだけ。僕一人で、1日300億近い損を出したことがある。そういう日は、駅で(年金保険料を支払っている)サラリーマン・OLをみると、謝りたくなる衝動に駆られる。 でも、謝る勇気が無い」