★阿修羅♪ > 国家破産63 > 391.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
公的年金の運用利回りが2年連続マイナス、株安と円高で【ロイター】
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-38814820090701
2009年 07月 1日 17:42 JST
[東京 1日 ロイター]
公的年金資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1日、2008年度の市場運用利回りがマイナス10.03%になったと発表した。
2年連続のマイナス。
世界的な金融危機を背景に、内外株価が急落したことや対ユーロなどで円高が進行したことが響いた。
GPIFは、今年3月末の運用資産額が117兆6286億円で世界最大の年金基金。
このうち財投債分が25兆0888億円で、残りが市場運用分。
市場運用分の08年度の総合収益額(運用手数料控除前)はマイナス9兆6670億円で、08年度のマイナス5兆8400億円からさらに悪化し、運用利回りも07年度のマイナス6.41%に比べ悪化した。
財投債を含めた運用資産の構成は、09年3月末で国内債券73.94%、国内株式9.69%、外国債券8.51%、外国株式7.72%、短期資産0.14%。GPIFは、08年度の新規資金配分について「上期は国内債券を中心に配分した。下期はリーマン・ショック等による内外株価の大幅下落、対ユーロを中心にした急激な円高の進行で、基本ポートフォリオの資産構成割合から下方にカイ離した国内株式、外国株式、外国債券に市場動向を注視しつつ配分を行い、年度末においてカイ離許容幅の下で基本ポートフォリオを達成した」としている。
(ロイター日本語ニュース 大林優香記者;編集 石田仁志)