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※ サブタイトルは下記サイトから拝借。
http://sunsetmoon2020.blog61.fc2.com/blog-entry-724.html
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000206-reu-bus_all
[北京 25日 ロイター] 中国共産党・中央政策研究室経済局の李連仲局長は25日、ドル相場の下落が見込まれるため、中国は金の購入を増やすべきとの考えを示した。また、一段の金保有は人民元の国際的役割拡大を支援するためにも必要と指摘した。 最終更新:6月25日16時40分 関連リンク: アメリカによる「戦略的デフォルト」は2年後をメドにありえるか http://www.asyura2.com/09/hasan63/msg/338.html
外国為替と金に関するフォーラムで講演した同局長は、中国が保有する1兆9500億ドル規模の外貨準備をエネルギーおよび天然資源の資産購入拡大に充てるべきとの考えを表明。
また中国にとって、米国の土地を購入する方が米国債を購入するよりも優れた選択肢だと述べた。
局長は「金を購入すべきか、もしくは米国債を購入すべきだろうか」と問いかけ、「米国はかなりの規模でドル紙幣を増刷しており、それを踏まえた上での経済の法則によると、ドルが下落することは間違いない。そのため、金がより良い選択肢だ」と語った。
この見解が共産党内での一致したものとは示唆しなかったが、中国ではドルや米国債の価値下落に備えてドル建て資産へのエクスポージャーを減らすべきとの議論がある。
その一環として、中国は国際通貨基金(IMF)が発行する特別引き出し権(SDR)建ての債券を最大500億ドル購入する方針を示している。
さらに国内企業は、急成長に伴う需要拡大を背景に世界中からの資源確保に動いている。中国石油化工(シノペック)<0386.HK>は24日、スイスの石油探査会社アダックス・ペトロリアム
中国は4月24日、金保有が2003年の600トンから1054トンに増加したことを明らかにした。ただ、同国の外貨準備は2003年から急拡大しており、金の割合は低下している。
局長は、米国、イタリア、ドイツ、フランスの外貨準備における金の割合を踏まえると、中国の約1.6%という比率は少なすぎると指摘した。
中国は外貨準備の内訳を公表していないが、ドル建て資産は全体の約70%とみられている。米財務省によると、中国の4月末時点の米国債保有残高は7635億ドルで、同国は世界最大の米国債保有国。ただ、この数字にはロンドンのディーラーなどを通じて購入した米国債は含まれていないため、保有残高の実態を表していないとアナリストは指摘する。
李連仲局長は、今以上に金を購入する2つめの理由として、人民元が準備通貨になる可能性を指摘した。
現在人民元は、貿易決済などを除いて金融市場では自由に取引ができず、各国の中央銀行が保有したとしても必要時にすぐに他通貨へは換金できない。
ただ、中国は国際市場における人民元の役割拡大に動いている。人民銀行は昨年12月に6カ国と通貨スワップで合意した。規模は6500億元(950億ドル)。また当局は間もなく、広東省の一部企業に対して香港との貿易で人民元での決済を認可する。
局長は「仮に人民元が基軸通貨、もしくは、準備通貨になれば、中国はそれを支援するための金の保有が必要になる」と語った。同局長は、人民元が基軸通貨になるのはかなり先の話だが、そうなった場合にはSDRの構成通貨を見直し、人民元を構成通貨として採用するべきとの考えを示した。
その上で、長期的に理想として、SDRはドル、ユーロ、ポンド、円、および人民元の20%ずつで構成されるべきとの見方を示した。現在SDRの構成比率はドルが44%、ユーロが34%、円が11%、ポンドが11%となっている。構成通貨の見直しは5年ごとに行われ、次回は2010年になる。
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