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財政赤字拡大を懸念、失業率さらに上昇へ=米大統領
2009年 06月 17日 10:59 JST
[ワシントン 16日 ロイター] オバマ米大統領は16日、CNBCとブルームバーグテレビのインタビューで、米財政赤字拡大について懸念を表明した上で、リセッション(景気後退)の悪化を防ぐためには必要だと説明した。
また、米失業率は年内に10%に達する可能性があると述べた。
大統領は、米国の財政について危惧(きぐ)するあまり「夜眠れない」と語り、赤字拡大への対応を直ちに計画し始める必要があるとした。
CNBCに対しては「長期財政赤字・債務という面で深刻な問題を抱えていることは間違いない」と述べた上で、「リセッションに対応するため短期的な措置を取ったことについて謝罪するつもりはない」と表明。景気後退から脱却した時点で歳入と歳出のギャップを埋める必要があるとした。
ブルームバーグテレビでは、長期債務・財政赤字を抑制しない限り、海外投資家が米国資産を敬遠し、政府に限らず家計や企業も借り入れコストの上昇に直面する恐れがあると指摘。
「構造的財政赤字と長期債務の問題について懸念している」と述べ、こうした長期的な問題に対処しなければ、いずれ米国債はリスクが過大とみられるようになるのは必至との見方を示した。
米経済については、失業者増加のペースが鈍化しており、景気は「好転する」と強調した上で、失業率は現在の9.4%からさらに上昇するとの見通しを示した。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-38591820090617