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http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-38535620090612
[北京 12日 ロイター] 著名投資家のジョージ・ソロス氏は12日、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は「破滅の道具」であり、取引を禁止すべきだとの認識を示した。
北京で開催中の国際金融協会(IIF)の会合で述べた。
ソロス氏は、CDSはリスクとリターンが非対称的で、対象債券に大きな下落圧力をかけ、企業や金融機関を破たんに追い込みかねないと指摘。
「(CDSは)取引を全面禁止とすべきだ。話を聞けば聞くほど、いかに有害かがわかる」とし、「CDSは破滅の道具であり、法律で禁止すべきだ」と述べた。
同氏はCDSについて、プロテクションの買いはリスクが限定的でリターンは事実上無限大だが、プロテクションの売りはリスクが無限大でリターンが限定的だと指摘。この非対称性が、プロテクションの買い/債券の売りを促しているとの認識を示した。
また、CDSが売買されており、いつでも売却できるという前提で価格が設定される傾向があることも、この非対称性を拡大する要因になっていると指摘。
「投資家は、将来のデフォルトへの保険としてCDSを買っているのではない。経済環境が悪化すれば儲かるという理由でCDSを買っている」との見方を示した。
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コメント
雇用助成金として企業が正社員を自宅待機させる費用として給料の9割を補助しているという。その結果失業率の拡大を防いでいるようです。
非正社員に対しては、補助金をしぶり、正社員には十分な補助金を出す政府、やはり政府は非正社員をみすてようとしているのでしょうか。
企業が生産拡大してきたつけである在庫調整がここにきてようやく解決できるめどがでてきたようです。株価も回復してきましたのでひょっとして上方修正してくる企業が増えるかもしれません。
しかし、浮ついた気分でいる企業ほど次なる危機に対応できないかもしれません。
悲観的な言葉が並ぶブログおよび経済講演などが多いようですが、今後日本が進む方向としてお互いの思いやりという古風な日本の倫理観というものが必要な時代となるのかもしれません。
つまりは、正社員と非正社員の格差をなくすことが日本社会に必要であり、名ばかりの管理職といったような正社員問題にしても責任がある仕事ならばそれに見合う待遇をすればいいのですが、非正社員と正社員という格差があることが多くの日本古来から潜在する労働観をひづませているのかもしれません。
経済界の一部の経営陣からも御手洗経団連を批判するのも日本古来の倫理観を持つ経営者がいたということでしょう。
馬鹿と阿呆というのは、どう使うかで内容は変わりますが、今日本の政治家が経済政策には存在感がなく、主に官僚が政治家を気にしながら日本の舵をきっていますが、ここ近い未来におこりそうな兆候に対して今している政策が、官僚は、やはり利口なのかそれとも阿呆なのかと失礼な言い方かもしれませんがそう国民が思う時がくるかもしれません。
これは官僚だからではなく、どのようなビジネスマンでも同様なことがあり、どうしようもできないことでもいかにリスクをヘッジできるかということが必要であり、増税をして国民からとりあげることがリスクヘッジとしないでもらいたいものです。
今日の東京市場は、昨日の上昇分以上の日経平均下落となりましたが、正直ここで暴落となれば、今までの経済政策が全く無意味となり、株価回復のメリットも消えふせてしまいます。基本的には経済回復にはマインドが必要であり、そのためにも株価上昇というのが一番効き目があります。