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主要中銀の資産1.5倍に 日米欧、金融危機対応で(日本経済新聞)
日米欧の主要中央銀行の総資産が急激に膨らんでいる。
5月末の総資産は合計596兆円となり、前年の1.5倍に増えた。
昨年秋以降の世界的な金融危機に政策金利の変更だけでは対応しきれず、各国の中銀が長期国債や証券化商品を購入する「量的緩和策」を進めているためだ。積極的な資金供給で金融不安は和らいだが、中銀の資産の急拡大は通貨の信認低下などのゆがみをもたらす恐れもある。
日米欧の主要な中銀は昨年9月の米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻以降、相次ぎ市場への大量の資金供給を行ったほか、長期国債や証券化商品などの購入にも動いている。
米連邦準備理事会(FRB)、欧州中央銀行(ECB)とユーロ圏の各中銀、日銀、英イングランド銀行(中央銀行)、カナダ中央銀行の貸借対照表(バランスシート)によると、合計の総資産は600兆円に迫る水準。民間企業の資金需要が高まった昨年12月には過去最大規模の約659兆円に拡大し、それ以降も歴史的な高水準が続いている。 (18:10)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090603AT2M0300R03062009.html