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2009/6/2 10:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/80150
マンション分譲や不動産流動化のジョイント・コーポレーション(東証1部)が29日に破綻した。負債総額は子会社分を含め1680億円に上る。今年に入ってからの上場会社の破綻は17社目だが、ジョイントはオリックスグループが、昨年100億円を出資し支援に動いていただけにコトは深刻。
不動産関係者から「あそこはオリックスが支援しているから大丈夫」といわれていたからだ。
ジョイントの東海林義信社長は「オリックスには最後まで踏み込んだ支援をいただいたが、(資金の)不足を埋められなかった」と29日の会見で説明。オリックスもコメントを発表した。
「ジョイントとその関係会社に対して107億円の投資残高があり、今後、損失処理が必要となる可能性がある」というものだ。さらに「今後も何らかの形で支援したい」(社長室)としている。
ただオリックスの業績は悪化傾向だ。09年3月期の営業利益は前年比70%減の547億円、最終利益は87%減の219億円だった。10年3月期の最終利益は36%増の300億円を見込む。オリックスは、ジョイント破綻による業績見込みの修正を予定していないが、成り行き次第では下方修正の可能性もある。
ジョイント破綻は、さらなる業績悪化の要因になりかねないだけに、オリックスにとって新たな不安材料だ。
(日刊ゲンダイ2009年5月30日掲載)
2009/6/2 10:00 更新