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http://d.hatena.ne.jp/probationer00/20090510
09/05/10(日) FRBがストレステスト結果を粉飾したとの報道
もはや米国政府の発表の何を信用すれば良いのかすら分からなくなりつつある。
米連邦準備制度理事会(FRB)が7日に公表したストレステストの結果では、追加で必要となる資本は総額で750億ドルと報じていた。しかし、9日の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、少なくともストレステストの対象である19行のうち半数が資本不足額を事前に圧縮、その背景を説明せずに金額の公表を行ったとのこと。例えばシティの場合、当初は約350億ドルだった資金不足額を55億ドルへと変更したとのことだから、実に8割もの減額を許したことになる。各金融機関はこういった事実を隠蔽しつつ、さも当たり前のように増資を行おうというのだからタチが悪い。そして国主導で行っているのだから恐ろしい。
また、クライスラーの破産手続について債権団体が異議を唱えていたが、それも撤回される模様だ。大統領が債権団体を強く批判し、裁判所を通じて債権団体の構成を公開するように指示した結果、政府の報復を恐れた民間企業が債権を放棄しざるをえなくなった格好だ。こういった徳政令が、今回のクライスラーにのみ適用することとなった例外なのか。それとも、GMやGMAC、アメックス、AIG、ファニーメイ、フレディマック、そして米国債にも適用する予定なのか。今のアメリカなら後者の選択肢も十分取り得るため、本当に恐ろしい。
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