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日経平均月足
日経平均週足
日経平均日足
株は 現在懐疑中です!
例年この季節は、長い冬が終わり新緑の季節ですがすがしい、特に連休の谷間は、高値となることが多い。
3月3日の日経平均の動きを見て、一応私はこのような記事を書いております。
[http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/24403946.html/ 株談議09/03/03 今日の日経平均は50.43円安とはいえ感動するほど強かった!]
悲観論者、陰謀論者は何を書いていたか!夕刊紙など危機を煽動する醜き人の意見を、私が信用しないのがおわかりであろう。といっても私は常に懐疑論者である。素直に喜べない。
日足、週足を見る限り、目先は確かにテクニカル的高値に来ている。
しかし、月足を見ながら大局を見ていただくとご納得するだろうが、ここでの失敗は取り返すことが可能な位置である。持たざる恐怖に駆られた投資家達はこぞって買いに向かうことに、誰が笑えようか!むしろ投資家としては正しい態度ではないか?月足ベースでは2003年4月に底打ちして47ヶ月上昇をしている。単純に考えると2013年9月まで上昇相場という超楽観的な論理も成り立ちます。
= 『相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中に育つ、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく。』 =
ほとんどの投資家が株価の先行きを悲観している状況下で、上昇相場は始り、本当に上がりつづけるのか?と皆が疑っているなかで上昇相場は維持されることが多い。まさに現在懐疑中=上昇相場の維持状態。
[http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/26640454.html/ 為替談議 バーナンキFRB議長証言とユーロドル為替の動きに注目。]でも取り上げたが、景気悲観論者であった米政府、FRBは4/30声明で「景気の悪化のぺ一スはやや和らいだとみられる」と指摘した。
あれだけ、あらゆる手段を使い、通貨供給をジャブジャブの状況にすれば、この程度の反発で満足してはいけない。逆に考えれば、あれだけしてもこの程度?かもしれないので驚く必要は無い。ストレステストも無事終わり、市場には安心感が漂っている。
2007年夏から始まったサブプライムローンに端を発した金融危機も第二幕は終了したと考えてもよかろう。
FRBは量的な緩和の効果が出るまでに半年(9月頃まで)は待つであろう。そこまでは安心なのだが、9月以降10,11月と例年嫌な季節になるが、FRBがマーケットに押し出される形で利上げに転じてくる可能性を否定できない。早期の米国景気の回復に否定的で悲観論を唱えていた米政府とFRBの米景況感の見方を変化させてきたので、バーナンキ議長は積極的な利上げしないと私は思うが、マーケットは別物である。
オバマ政権は4月29日で100日目を迎えた。このまま米経済が再生できたのなら、最初の100日間で15の経済立法を制定したとして、政治経済史に燦然と輝く可能性が無くはないが、私は懐疑中です。
現在のところオバマ大統領は私の辛口の見方を裏切り、「優」「良」「可」「不可」で100日の成績を評価すれば、「良」に近い「可」であろう。
なぜ「良」ではないかといえば、オバマ大統領個人ではなく、チームオバマ金融班(サマーズ・ガイトナー)とFRBバーナンキ議長の手腕によるものである。ここまで、演説は上手いが、経済問題に精通している大統領であるという印象は薄く、オバマが大統領としての真価が問われるのはむしろこれからだ。
米国の2009年1-3月期の米実質国内総生産(GDP)の数値は前期に比べ年率換算で6.1%のマイナスであることには違いない。
住宅投資反転の兆しはまだまだ遠いが、個人消費は前期の4.3%マイナスから2.2%プラスに浮上し、消費者心理は下げ止まりをみせているのが救いだ。
そして、問題の4月雇用統計は?(ここで初めてニュースを検索)
4月の米失業率、8.9%に悪化 雇用は53万9000人減
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090508AT3K0801I08052009.html
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【ワシントン=米山雄介】米労働省が8日発表した4月の雇用統計(季節調整済み)によると、失業率(軍人を除く)は前月より0.4ポイント高い8.9%となり、1983年9月以来、25年7カ月ぶりの水準に悪化した。景気動向を反映する非農業部門の雇用者数は前月から53万9000人減少。政府部門の雇用増を背景に減少ペースはやや緩やかになった。
雇用者数の減少は16カ月連続。昨年1月からの合計で約570万人に達した。今年3月の減少幅も当初発表の66万3000人から69万9000人に修正された。
雇用者数の減少ペースが4月にやや緩やかになったのは、政府部門が前月の6000人減から7万2000人増に転じたためだ。労働省は2010年の統計調査に備え、政府が一時雇用を増やしたのが主因と説明している。
}}}
「あちゃー」4月の雇用統計の数値は、悪いといっちゃ悪いが、ほぼ予想と一致といったところだろう。雇用喪失がピークであるかということに関しては、私の見解は、ピークではない、更なる悪化はありとします。経済が悪化しているのだから、雇用は悪くなる。雇用は経済の遅行指標であるので、雇用統計で悪材料出尽くしとするには虫が良すぎるかもしれません。1ヵ月後にはゼネラル・モーターズ(GM)というクライスラーより大きな問題が控えていることもお忘れなく。GMが片付いて初めて悪材料出尽くしになるかもしれません。
日本の株式市場はよくも悪くも外人様次第ですので、目先外人様の動きは素直に従いましょう。
なにせ、外人様は、日本株を売りつくしていますので、持たざるリスクを感じているのは外人かもしれないのです。
※このブログはDdogの個人的相場観であり、単なる思い付きかもしれません。参考にされる方は、自己責任でお願いします。
【Ddogのプログレッシブな日々】
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/26706659.html