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DJ-【米国債市場概況】米国債下落、ストレステストの結果待ち
4月27日7時31分配信 ダウ・ジョーンズ
ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)24日の米国債市場では、米銀行に対するストレステスト(健全性審査)の結果に関する第一報が待たれるなか、米国債価格が軟化したが、午後に公表された文書には、相場が反応できなかった。
債券価格が下落し、指標銘柄の10年債利回りは一時、3月半ば以来となる3%の節目を超えた。
米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した報告書は、米大手銀行が追加資本を必要としているかどうかを、政府関係者がどのように判断するかについての最初の手掛かりとなる。24日は、19行がストレステストの一時結果を受け取った。FRB高官が記者団に対して行った電話説明によると、「大半」の銀行は監督当局が目標とする資本の水準と質を「十分に超えている」とのことだった。
これは、米国債投資家にとっては、大きな材料にはならなかった、とクレディ・スイスのストラテジスト、カール・ランツ氏は指摘した。「ストレステストの結果が、予想よりも良かったのか、あるいは悪かったのかを見定めるには、まったく不十分だった」とランツ氏は語った。
審査結果の透明性については異論も一部にあるなか、米財務省は5月4日に調査のさらなる詳細を発表すると公約した。
それでも、株式相場は24日の出来事を好感し、米国債市場からさらに買い需要が株式市場に流れた。ダウ工業株30種平均は、金融株の上昇を手掛かりとして、前日比119ドル.23セント高の8,076ドル29セントで取引を終えた。
また、翌週に2年債、7年債および5年債の入札を、総額1,010億ドル控えていることも、米国債市場を圧迫した。また、5月の借り換え入札計画についても、財務省が予定の詳細を発表する。ライトソンICAPのアナリストらは、入札総額が1,700億ドルになると予想している。
こうした大量な発行を消化することで、債券利回りはおそらく上昇するだろう。10年債の終値利回りが3.04%を超えると、次の下値支持水準は3.18%および3.25%だ、とUBS証券の金利ストラテジスト、クリス・アーレンス氏は指摘した。そうなると、住宅ローン金利が4.0%〜5.0%のレンジを抜け出す可能性があり、景気を回復させるために消費者が低い金利で借り入れを続けられるよう取り組んでいる政策担当者らにとっては、問題になるだろうとアーレンス氏は語った。
朝方に発表された米国3月の耐久財受注は0.8%減となり、過去8カ月中7カ月で耐久財受注が減少したことが明らかになったが、市場は反応をみせなかった。
価格 前日比 利回り
2年債 99 26/32 - 1/32 0.966%
5年債 99 3/32 - 9/32 1.942%
10年債 97 30/32 - 19/32 2.994%
30年債 93 9/32 -1 15/32 3.881%
(米東部時間24日午後5時)
最終更新:4月27日7時31分
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