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3メガバンク、21年3月期連結決算 最終赤字転落へ【産経】
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090404/fnc0904041044009-n1.htm
2009.4.4 10:43
国内3メガバンクが平成21年3月期連結決算で初めて、そろって最終赤字に転落する見通しとなったことが4日わかった。
金融危機に伴う株式相場下落の影響で、多額の含み損の計上や減損処理を迫られることに加え、融資先の業績悪化で不良債権処理費用が膨らむため。
3社はこれまで黒字としてきた業績予想を月内にも下方修正する方針。
三井住友フィナンシャルグループは、昨年7月に約1000億円を出資して取得した英銀大手バークレイズ株が大幅に下落したため、数百億円規模の減損処理を行う。
また、融資先の倒産増加などに備えて貸し倒れ引当金の積み増しも検討している。
三井住友は20年4〜12月期には黒字を確保し、通期業績予想も1800億円の最終黒字としていた。
損失拡大に伴って経営の健全性を示す自己資本比率が低下するのを抑えるため、個人向け劣後債などによる資本増強を検討する。
みずほフィナンシャルグループも、昨年1月に1300億円を出資した米メリルリンチ株の下落で大幅な減損処理を迫られる。
通期業績予想では、3月末の日経平均株価を9000〜1万円と想定して1000億円の最終黒字を予想していたが、期末の平均株価が8109円にとどまったことで、保有株式の損失が大幅に膨らんだ。
20年4〜12月期で420億円の最終赤字だった三菱UFJフィナンシャル・グループも、17年10月のグループ発足以来初めて通期での最終赤字転落が避けられない状況だ。