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http://blog.livedoor.jp/nevada_report/
2009年03月31日
金融情報(年度末買い上げ失敗)
【日経平均】は年度末を控えて猛烈な買い上げもあり後場寄付には130円余り上昇していましたが(前場の引けは72円高:ただし東証株価指数は+0.84と殆ど上昇せず)、引けにかけ外人機関投資家の“実弾売り”と”空売り”で急降下していき、終わってみれば【日経平均】は126円安、【東証株価指数】は−15.88ポイントで終わっていました。
【東証株価指数】は<773>となりましたので年金資金等の強引な買い上げがなければ、今頃、日経平均は【7730円】となっていたのです。
即ち、現在の8,109円と理論値7,730円の差、即ち379円が買い上げ過剰分になるのです。
これが今後解消されてきますので、仮に【東証株価指数】が10ポイント値下がりした場合、【日経平均】は100円安ではなく200円、300円安になります。
無理に買い上げた”とが”が出てきます。
世界の金融市場が揺らぎはじめた今、株式市場は果たして今の株価を維持できるでしょうか?
経済速報(意図的に作られる指標)
米国の有力な経済誌「バロンズ」が米国政府が最近発表している経済指標を意図的に作文しているのではないか、と報道をしており、物議をかもしだしていますが、世界中の統計には何かしら「作文」があるのは公然の秘密であり、今更驚くべきことではありませんが、有力な経済誌がこの問題につき特集を組むとなるとまた話は違ってきます。
ものすごい影響力があるからです。
今回疑問を呈している統計では、17日に発表されました「2月の住宅着工件数」ですが、実数は4万戸(年率48万戸)であるのに拘わらず、発表では年率58.3万戸になっていた点を取り上げています。
この発表はあり得ない“上方修正”となり、株式買い上げの理由の一つになったとも言われているのです。
日本でも、失業者が急増し<有効求人倍率>が悪化しているのに拘わらず、<失業率>が減少するというあり得ない数値を公表したり(先月)、実際には60%も暴落している表参道の不動産価格が公示地価発表では数%の下落となっていたりと政府の発表する統計数字はいまや信用ならないというのが専門家の間では”常識化”しつつあるのです。
今や【統計】を信用するのではなく、自分で調べた【体感統計】を信用するべきといえるのです。
nevada_report at 11:29
金融情報(ユーロを巡る報道)
最近【ユーロ】を巡りかつての称賛(買い)一辺倒から売り(値下がり)を指摘する報道が目立つようになってきていますが、今日の日経には『ユーロは120円割れも』というコメントもされており、徐々に【ユーロ】に対するスタンスが変わってきています。
このネガティブ報道が市場関係者の意識に必ず影響を与え、気が付けば《ユーロ売り一辺倒》という状態になるかも知れません。
今ユーロの値動きが荒くなってきており、1日で10円以上の動きをして市場を破壊するかも知れません。
nevada_report at 09:17
金融情報(安値に近づくUBS)
ニューヨークダウは一時は340ドル余り下落していましたが引けにかけていつもの゛買い上げ゛が入り254ドル(3.27%)余りの下落で終わっていました。
金融株が総崩れとなっていましたが中でもスイス銀行大手の【UBS】が9%余り急落し安値に接近してきたのが市場の注目をあびていました。
終値$8.89
先の安値は$7.04でしたので今日の値下がりを2日続ければ安値を更新するところまで売り込まれてきているのです。
もっとも【バンカメ】は17.85%急落していましたので特段【UBS】が売り込まれている訳ではありませんが安値からの戻りが少ないところに同じように売り込まれており、市場では【UBS】特有の悪材料があるのではないかと見ているのです。
巨大スイス銀行が崩壊するのかどうか。
株価の動きが全てを語ってくれる筈です。
nevada_report at 09:02
金融危機情報(GM破たん問題)
GM破たん問題はいよいよ最終章に差し掛かってきていますが、【ワールドレポート新年号】で解説させて頂きました通りの展開であり、あとは皆が納得する時間が必要という段階にきています。
そのような中、CNNマネー版は、「GM/クライスラーは破たんさせるべきかどうか?」というアンケートを実施していますが、結果は想像通りとなっています。
破たんさせるべき 71%
潰すには大き過ぎ 11%
もう一回チャンスを 18%
破たんさせるべきという意見が70%を超えており、このような意見はオバマ政権を
次第に追い込んで行きます。
nevada_report at 01:42
2009年03月30日
経済速報(貿易の消滅)
IMFの高官は『アメリカ人の貯蓄率が上昇すれば世界貿易の一部は永久に消滅してしまう』と発言し、今後世界中の貿易が壊滅的打撃を受ける可能性があるとしています。
今やアメリカ人は消費を控えており、ニューヨークの5番街では空き店舗が続出していると報じられている程なのです。
世界中、特に日本がアメリカ人の過剰消費にたいして非難してきましたが、今やアメリカ人は世界の求めに応じて過剰消費をやめはじめたのです。
結果、日本を始めアジア諸国の輸出が激減し、日本の輸出産業は壊滅的打撃を受けているのです。
今後アメリカ人は゛プラスチックマネー゛を破棄し現金取引を増やしていきますので勢い消費は減少していきます。
今後何年にもわたりアメリカ人の消費は減少していきますので輸出主導経済の日本は更に壊滅的打撃をうける事になります。
そして今年中に大転換が起こります。
アメリカ人の貯蓄率が急上昇し、日本人の貯蓄率がマイナスに転落する事です。
すなわち、日米の立場が逆転するのです。
この事態は以前のワールドレポートで指摘しておりますのでお読み頂いていますお客様には目新しい事ではありませんが、何もしらない一般人からしますと、あり得ない事態となります。
楽観論に浸り未だに過剰消費に走る日本人に未来はあるでしょうか?
nevada_report at 21:02
経済速報(企業倒産と投資行動)
今日は【アゼル】の他に以下の大型経営破たんが起こっています。
1)負債169億円 :菓子・パン製造販売会社の第一企画(福岡)、神田精養軒 (東京)、シェ・コパン(神戸市)、シェフガトー(さいたま
市)、ジェラール・ミュロフーズ(さいたま市)、芦屋ぎん なん(大阪市)。
2)負債70億円 :広島ガス開発(広島ガスの子会社)
3)負債10億円 :魚福本店(愛知:半田市)
1927年創業の老舗で日本料理店・寿司店を展開
どのような倒産でも被害を受ける者が存在します。
現在のような金融・経済情勢下では、たった一回の失敗ですべてを失うこともあり得るのです。
それが大企業であっても同様です。
今、比較的規模の小さい経営破たんが続いていますが、いずれ負債総額1000億円規模の大型破たんに発展し、そして最後には超大型破たんが起こります。
4月以降、失業者の急増もあり、日本の景気は最悪期に向かって転げ落ちることになりますので、企業経営者の方は、何度も言いますが与信の管理にはくれぐれもご留意ください。
また、個人投資家の方は、株価を見て「ただ安い」というだけで購入すれば全てを失うことにもなりかねません。
たとえ、【超大型有名企業】でありましても、突然死することがあるのです。
株価200円台の超大型企業でありましても、経営破たんするリスクを持っているのが今の金融市場だということをしっかり認識して投資をする必要があります。
nevada_report at 19:46
金融危機情報(大荒れになった為替・株式)
年度末の数字がほぼ確定し、大方の”金融村”の幹部は安心していた筈ですが、年度末を今日・明日と2日を残して金融市場は大荒れの展開になり、慌てている幹部もいるのではないでしょうか?
何とか明日は持たせようと急遽会談を設定したところもあるかも知れません。
まず、先週のブログでも指摘しておきましたが【為替】が大荒れになってきたのです。
<日本時間午後17時10分時点>
ユーロ・円 130.67円から126.37円へ<4.3円急落:−3.3%>
ポンド・円 140.68円から135.68円へ<5.0円急落:−3.5%>
豪ドル・円 68.24円から 64.99円へ<3.2円急落:−4.7%>
ドル・円 98.36円から 95.96円へ<2.4円急落:−2.4%>
この動きをみますと、【ドル】より【ユーロ・ポンド・豪ドル】の下落が際立っているのが分かります。
ところが、マスコミではこのように報道される筈です。
【ドル安(売り)が急速に進んでいる】
実際には【ユーロ】をはじめ、【ヨーロッパ通貨】安に引きずられて【ドル】が下落しているものですが、日本のマスコミは「ドル安」が好きなようで徹底してドル安と報じるのです。
また、日本の株式市場ですが久し振りに大きな下げとなり、【日経平均】は4.5%もの下落になっています。
他の株式市場も軒並み急落しており、【韓国】はマイナス3.24%、【H株】は今のところ<7%>を超える急落となっています。
日本の株式市場を見ますと大きく下落しているところは、<旧財閥系大手金融・不動産会社>となっています。
三井住友 −8.3%
三菱UFJ −7.4%
みずほ −8.8%
住友不動産 −8.8%(−108円)
三井不動産 −9.1%(−112円)
三菱地所 −9.0%(−112円)
軒並み8%もの下落となっており、これを日経平均にあてはめれば700円近い急落となります。
株式買い上げで楽観的になっていた金融市場ですが、今日の株式・為替の動きで一瞬にして危機モードに戻っており、今晩の【ロンドン】・【NY株式市場】次第では、明日以降の株式市場・為替市場は大荒れになるはずです。
因みに、現時点の【NY株式市場】の先物は200ドル近い下げとなっています。
nevada_report at 17:29
金融危機情報(異例の倒産:442億円)
3月期末になり、通常であれば大型破たんはありませんが、今日、マンション分譲大手の【アゼル】(東証一部:資本金150億円、従業員連結392名)が負債総額442億円を抱えて倒産しています。
メインバンクは<りそな・横浜銀行>となっており、今、<りそな>がらみの破たんが増えてきており、市場では<りそな銘柄>は要注意との見方も出てきています。
3月期末の株価が、買い上げ成功で予想以上の高値にまで上がったために金融機関としては問題企業を破たんさせやすくなったとも言え、今後猛烈な企業破たんが発生するかもしれません。
それでも「金融機関だけは守られる」という、かつてきた道となりますが、今回は世界中で同様な事態が発生しており、特にヨーロッパ人は日本人にように飼いならされていませんので、徹底的に政府・金融機関を追及することになるはずであり、これが思わぬ方向に行くこともあり得、金融市場が大荒れになるかもしれません。
nevada_report at 14:39
金融危機情報(スペインの金融危機)
ユーロ圏の金融危機がスペインに広がってきており、スペイン中央銀行は地銀を管理下においたと伝えられています。
またドイツのコメルツ銀行の不良有価証券が500億ユーロに達したと報じられており、今まで隠されてきたユーロ圏金融危機が徐々に表面化してきています。
今後ヨーロッパ発の金融危機がヨーロッパを大混乱に陥れる事になる筈で【金融危機第2幕】はヨーロッパ(ユーロ)危機となるのは避けられません。
今回のG20会合を前にすでにロンドンではデモ抗議が起こっており、巨大金融機関だけを救済している先進国首脳に対するヨーロッパ民衆の怒りが頂点に達するかも知れず、これがヨーロッパ中に広がれば暴動が蔓延し、政権が崩壊乱する国も出てきます。
(既に政権が崩壊してきている国が出てきています。)
ヨーロッパ動乱が世界恐慌へ導くかも知れません。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/