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(回答先: EU首脳会議:金融監督連携「年内に」 G20サミット提案へ 【毎日新聞】 投稿者 愚民党 日時 2009 年 3 月 23 日 23:07:47)
2009年03月23日
金融情報(100兆円の不良資産買い取りファンド)
米国は最大100兆円規模の不良債権買い取ファンド構想を発表しますが、これでイギリス、ヨーロッパと同様に不良債権が民間から【政府】に移る事になります。
この構想では金融機関は表面上は一息つけますが、政府にリスクがすべて集まる訳であり、今度は政府リスクが表面化して来ます。
すなわち、【国家破産】です。
すでに【アイルランド】、【アイスランド】は危機的状況になってきており、【ラトビア】では国家破産が時間の問題と指摘されており、【ハンガリー】では政治混乱等で債務不履行になるリスクが高まってきており、東欧諸国全体に国家破産リスクが高まってきているのです。
今、イギリス、ヨーロッパ、米国は小国は切り捨て大国だけが逃げ切る体制を採ろうとしていますが、世界はそんな単純なつながりではなく、最後には全てが崩壊する事になります。
今は゛時間稼ぎ゛と言えますがこの時間稼ぎ期間中に小国の国家破産や企業倒産が頻発する事になり、逃げ切ったと安心している大国が真っ青になる日も近いと言えます。
金融情報(中国中央銀行副総裁発言:米国債購入継続)
4月2日からの『サミット』を前に中国中央銀行副総裁は会見を開き、中国は今後も継続して米国債を安全資産として購入して行くと発言しています。
日本も近々に同様の発言を行い、購入を実施する事になる筈です。
一部で日本、中国は米国債購入を取り止めたとの話もありますが、中国中央銀行副総裁が米国債購入継続を言明した事で購入取止めは間違いという事になります。
今【米国債利回り】は異常な程の低い利回りであり、本当なら中国や日本に売って貰った方が投資家には有り難い程なのです。
一般国民、機関投資家、年金運用者からすれば国債市場に売り物が入り、昔のように【30年国債利回り】が7%、8%になれば万々歳だからです。
*ただ今後米国は国債デフォルト策をとらざるを得ないのも確かであり、【金融危機第2幕】、そして次なる【第3幕】では大混乱が起こります。
金融市場崩壊への道へ我々は着実に進んでいます。
nevada_report at 17:41
金融情報(年金運用の膨大な損失)
マイナス18.6%
これは2月末の【企業年金運用利回り】ですが、このままいけば企業は年金積立の損を利益で埋めることが出来ずに、年金支給額削減という事態に発展することになるかも知れません。
既に2008年3月期で<7兆3,000億円>もの年金積立金不足となっており、これは年間利益の40%にも相当する膨大な金額ですが、現下の株安でこの不足額が<10兆円>を超えていると見られており、半面、企業利益は赤字か激減していますので、企業にとっては年金損をどのように処理するか、経営上重大な問題になってきているのです。
今、株式市場では<公的年金>の一手買いで株価は日経平均8000円前後となっており、平穏を保っていますが、リスクのある株式で<年金運用>をすることが果たして妥当かどうか、企業年金担当者は今一度考えるべきだと言えます。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/