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(回答先: クルーグマン氏「欧米の景気対策に失望、90年代日本と同じ道」 (日経新聞) 投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 3 月 18 日 12:49:49)
クルーグマンは自分を政権に呼ばなかったオバマに嫉妬しているだけだ。でも悲しいかなクルーグマンの批判はある意味で当たっている。オバマ大統領は経済政策に関し、思ったとおり無能で見掛け倒しであった。
じゃあ、グルーグマンに任せたら奇跡のように経済が回復するかといえば間違いなくNO!絶対NO!100%NO!だ。
バーナンキFRB議長やガイトナー財務長官はそれでも善戦していると思うが、資本主義の矛盾を彼らの力だけで解決するには荷が重過ぎる。それでも正しい方向に向かいつつあるが、障害は多い。4月のG7で欧州に押し切られ、世界的規制の強化(グルーグマンも支持する事)を推し進めた場合、流動性が滞り1931年に利上げをした効果と同じ事になり、恐慌へ突入するリスクが高くなる可能性がある。バーナンキFRB議長や、日銀の白川総裁などはそのことに気がついているが、グルーグマンや欧州では規制強化を主張しているから恐ろしい。4/2のG7は要注意である。
最近グルーグマンの言説を知れば知るほど彼は経済学者というよりは評論家にすぎないのではないかと思うようになりました。ブッシュでも批判、オバマでも批判、グルーグマンは結局単なる批判屋にすぎないのである。
ノーベル経済学賞といってもかのLTCM事件を引き起こした経済学者ロバート・マートン、マイロン・ショールズも二人ともノーベル経済学賞受賞者。グルーグマンがノーベル賞を取っったからと言っても何ぼのものでもない。むしろ政権に呼ばなかったオバマ大統領の人間を見る目だけは確かかもしれないと思った。その点だけが救いだ。
今日の資本主義の矛盾=グローバリーインバランスの解消方法の一つは、90年代の日本のようにひたすら低成長戦略で持ちこたえることしかないのである。世界的な成長の引き下げ政策は、「経済成長率」が「投資収益率」を上回っている為に「動学的効率性」条件が満たされない問題が解消する可能性がある。グルーグマンは本当に経済学者なのだろうか?この問題を理解していれば、斯様な批判はしないと思う。Ddogは畏れ多くもノーベル経済学受賞者を経済学で非難しているが、本気である。経済学者さんではなかなかグルーグマンを批判できないし、素人さんではちんぷんかんぷんでしょう。経済オタクの立場からグルーグマンを批判しているのである。