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2009年03月12日
金融危機情報(バブル崩壊後安値を更新した東証株価指数とがんばる日経平均)
【東証株価指数(TOPIX)】は、−21ポイントの<700.93>となり、バブル崩壊後の安値に落ち込んでおり、大台の700ポイント割れ寸前にまで売り込まれています。
買い支えが入ります【日経平均】は177円安の7198円となり、7000円台にまであと200円余りあります。
今日の相場を見ていますと、超有名大企業の株が急落しているのが分かります。
新日鉄 236円(−15円:−5.97%)
ソニー 1735円(−66円:−3.66%)
トヨタ 2820円(−90円:−3.09%)
三井住友 2680円(−140円:−4.96%)
三菱UFJ 396円(− 15円:−3.64%)
みずほ 171円(− 5円:−2.84%)
なぜ、このような超有名企業の株が売られるのでしょうか?
答えは<外人売り>です。
3月1日ー7日の外国人売買動向をみますと、6,591億円も売り越しているのです。
そして、これら売りは中小型株に入っているのではなく、資源・穀物関連として大きく買われた【三菱商事】や【新日鉄】、【トヨタ】等の有名大企業に実弾売りとして入っており、しかもその売りの規模が半端な株数・金額ではありませんので、売却対象になった企業の株価はつるべ落とし状態になっているのです。
因みに、【三菱商事】ですが、昨年5月20日には3,950円の高値をつけていますが、今日は1106円(−3.74%)となり、再度の1,000円割れを視野に入れています。
すでに高値から<72%>も下落していますが、外国人は10万株、100万株単位で投げてきており、売り物が止まらない状態になっているのです。
何せ、外人は5億株以上を保有しており、日本不信となっている今、少々のことでは売りは収まらないのです。
それにしましても、よくもここまで暴落したものだと言えますが、今や下値のめどをなくしており、次回、先の安値を下回った場合、一気に再度暴落することは必至だと言えます。
【日経平均】だけが比較的しっかりしている今が正常ではなく異常なことだと認識しておく必要があります。
天下の【三菱(スリーダイヤ)】の株価暴落は日本の行く末を暗示していると言えます。
nevada_report at 18:32 17拍手
金融情報(日経買い上げもここまでくれば・・・)
昨日の日経平均・東証株価指数をみた方は、「ここまで日経平均を買い上げるのか?」と思われた筈です。
日経平均 +321円(+4.55%)
東証株価指数 +18.78(+2.67%)
仮に【東証株価指数】と同じだけ【日経平均】が上昇していたとしますと、日経平均の上昇は<321円>ではなく<188円>だったのです。
随分感じが違うのがおわかり頂けると思います。
しかも、以下の株価の動きを見れば朝買った投資家はみな損をしたことが分かります。
【トヨタ】
寄付 2930円(+80円)
高値 2950円(+100円)
安値 2900円(+50円)
終値 2910円(+60円)
朝、寄り付きは2930円で大引けは2910円でしたので、一日で20円損をしたことになります。
(今日の前引け時点では2850円の60円安となっており、あっと言う間に80円損をしたことになっています)
【三井住友】
寄付き 2810円(+120円)
高値 2885円(+185円)
安値 2810円(+120円)
終値 2820円(+130円)
今日の前引け時点では2690円(−130円)となっており、完全に「行ってこい」となっています。
今日の前引けは【日経平均】は79円安で【東証株価指数】は16ポイント安となっており、【東証株価指数】は昨日の上げ(+18)をほぼ帳消したことになっているのです。
【日経平均】買い上げ作戦は今のところ成功していますが、はたしていつまでもつでしょうか?
nevada_report at 11:24
金融危機情報(NYダウの上昇とHSBCの急落)
巨大金融機関のひとつである【HSBC】株が急落しており、日本時間で午前2時10分現在、13%安の$23.50となっています。
年初来安値の$22.89に接近してきており、市場では色々な“噂”が飛び交っており、一部では経営危機説も流されています。
昨日から世界の金融株を買い上げる動きとなっていますが、これはいわば“根拠なき上昇”であり、いずれ化けの皮がはがれるのでしょうが、一足先に【HSBC】株が急落してきているのです。
今後の展開には要警戒と言えます。
nevada_report at 02:19
2009年03月11日
金融危機情報(消える商工ローンと中小企業)
近々に旧商工ファンドと並ぶもう一つの商工ローン会社が経営破綻すると見られており、既に一部の口座・会社資産が差し押さえられています。
日本の中小零細企業金融を担ってきた2社が経営破綻する事で銀行等で借金出来ない中小零細企業は完全に息の根を止められ経営破綻が続出することは避けられません。
ある有名経済評論家はテレビ番組で『商工ローン等高利に頼るような経営が悪い』と述べていましたが、今日本は資金力の弱い中小零細企業は消えていく運命にあると言えるのです。
講演等で沢山講演料を払ってくれる大企業だけが生き延びこれで経済が回っていくと思っているのです。
日本経済を支えてきた中小零細企業の役割を専門家や政府、弁護士は何も考えていないのです。
中小零細企業金融会社と日本経済は共に崩壊することなります。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/