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(回答先: 与謝野財務・金融・経済財政相、赤字国債容認で追加景気対策へ【財経新聞】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 3 月 10 日 19:37:13)
株価そのものへの対策は技術的に難しい=与謝野財務相【ロイター】
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-36907720090310
2009年 03月 10日 21:26 JST
[東京 10日 ロイター]
与謝野馨財務・金融・経済財政担当相は10日、経済財政諮問会議後の会見で、政府・与党が検討する株価対策は2通りに分かれるとの認識を示し、
1)株価そのものへの対策、
2)株価が下がったときに影響を受ける業種・分野への対策
――2つを指摘した。
その上で「前者の株価そのものへの対策は技術的に難しい」との見解を明らかにした。
同相は、公的資金による株の買い支えなど「株価そのものへの対策」について、「大変な資金も努力も必要だ」と指摘。
さらに、政府が株式市場に介入することについては政府・与党内で抵抗が多いことを背景として「どのように物事を正当化できるかという根本の問題もある」と述べた。
一方で同相は「株価下落で影響を受ける業種・分野への対策は、金融庁、財務省、内閣府、党でもやっている」と強調。
さらに「党の方では、株価そのものへの対策もないものかと模索している」と指摘した。
<中小企業もとより大企業・中堅企業の資金繰りに厳しさ>
金融庁は同日、年度末と新年度の企業金融円滑化のための対策として、金融機関の貸し渋りを点検する集中検査を4―6月に実施すると発表した。
このほか、1)信用保証協会の緊急保証融資のリスクウエートをゼロ%に引き下げる、
2)金融機関にシンジケート・ローンの実施を要請する、
3)金融機関に融資先の純資産の義務条項(コベナンツ)の弾力対応を要請する
――などの対策をとる。
与謝野金融担当相は、これらの対策を実施する背景として「年度末を控え、中小企業はもとより中堅・大企業の業況や資金繰りの厳しさが増している」との認識を示した。
さらに「3月期末の資金繰りの問題もあるし、期末はうまく越えても、4・5・6月が危険だという方もいる。
それを含めて対策をきちんとやっていく」と強調した。
<危機克服の道筋、民間議員に提案を要請>
また与謝野経済財政担当相は、次回の諮問会議では「可能であれば、民間議員から、マクロ経済政策の立場から危機克服の道筋についてご提案を頂き、議論を進めたい」と述べた。
提案の具体的中味については「このまま放置して、日本経済がどのぐらいの落ち込みとなるのか。
09年度予算を通した後どうなるかという自然の姿と、通常の後退局面のボトムラインとの比較、日本の社会がどのぐらいのマイナス成長まで耐えられるのかなど、あらゆる考え方を示して欲しい」と述べた。
さらに「12月に出した政府経済見通しがはずれそうだという常識的な考えがあるが、もう少し議論を煮詰めて欲しい。
動物的予感として物事を考えていかなくてはいけない側面もある。
直感も含めた予知能力が試される」と注文を付けた。
民間議員の提案が経済対策のベースになるのかとの質問には「議論の結果、新たな経済対策が必要となるとか、ならないとか、その議論の第一歩を諮問会議でやるということ。予断を持ってやっているわけではない」と述べるにとどめた。
(ロイター日本語ニュース 村井 令二記者、児玉 成夫記者)