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http://blog.livedoor.jp/nevada_report/
2009年03月06日
金融危機情報(次第にレンジが切り下がる邦銀株)
100円台(みずほ)、200円台(三井住友)と、メガバンク株の水準が次第に切り下がってきていますが、今市場では【三菱UFJ】が今日にも300円台に突入するのではないか、と見ており、日経平均より注目を集めています。
【みずほ】 177円
【三井住友】2845円(50円換算 284.5円)
【三菱UFJ】 406円
そして今後は金融危機が深刻化した際には、100円以下に<すべてのメガバンク株>が収斂する可能性もあり、その時には金融市場は麻痺する時でもありますが、次第に現実味を帯び始めています。
いつ【第3次金融危機】に突入するのか。
時期は迫ってきています。
経済社会情報(献金問題)
現在問題となっています【西松建設違法献金疑惑】では、今もらった側の問題がクローズアップされており、小沢民主党代表に続き、二階自民党経済産業大臣、加納国交省副大臣、山口総理補佐官の名前が新聞等に掲載され、パーティー券等は返還すると表明されています。
ここで本当に問題なのは違法な方法で資金をねん出した【ゼネコン】側にあります。
なぜ、ここまでして違法な献金をしなくてはいけなかったのか、という点です。
違法な献金は「貰った」側も悪いですが、「渡した(渡さなければいけなかった)」側はその見返りを期待しているのは明らかであり、今回【検察】がこの点を問題視しているとしたら、日本の政治システムは根本からひっくり返ることになります。
いわゆる「集票マシーン」とも言われる存在が否定されるからです。
今の日本で本当に善意から政治献金をしている業界があるでしょうか?
何らかの見返りを期待して(求めて)献金しているのは明らかであり、【検察】がこの点を問題視するとすれば、多くの政治家は「業界」から政治献金が受け入れられなくなります。
今回の小沢氏の献金問題は自民党にとっても民主党にとっても、また公明党にとっても非常に重い事態に発展するかも知れません。
nevada_report at 07:58
金融危機情報(メルトダウン第2幕:金融株)
【NYダウ】は281ドル(−4.1%)余り下落し、6,594ドルで終わっていますが、日々主要金融株が下落しており、今日はとうとう【シティ】株が一ドルを割り込んでいます。
シティ $1.02 (−9.7%)
【AIG】に続いて1ドル割れクラブに【シティ】が落ちた分けであり、後は【バンカメ】がいつかということになります。
AIG $0.35(−18.6%)
バンクオブアメリカ $3.17(−11.7%)
今後以下の比較的株価が高い企業が【AIG・シティ・バンカメ】の後を追って暴落するのかどうか、もし暴落するようなことがあれば、【NYダウ】は$5,000以下に暴落しましても何ら不思議ではありませんが、じわりじわりと下げ足を速めてきており、金融市場には緊張が高まっています。
アメックス $10.33(−11.3%)
JPモルガン $16.60(−14.0%)
ウエルズファーゴ $8.12(−15.9%)
バンクオブNY $19.65(−10.6%)
ところで、日本株ですが、猛烈な買い上げがあり日経平均は7,433円となっており、【NYダウ】との”かい離”が1,000に迫ってきています。
NYダウ 6,594
日経平均 7,433
差 839
この<839>が年金資金等による買い上げによるかさ上げになるのです。
今後、【日経平均】は【NYダウ】の後を追って下落していくことになりますが、
【NYダウ】の下落が今後も続けば、【日経平均】の日々の下落幅は半端な金額ではなくなります。
それとも、3月末を意識して徹底して日経平均7,500円目指して買い支えるのかどうか。
世界の金融株が崩落している今、日本だけが株を買い支えることは外人投資家に「利益供与」するようなものですが、外人からすれば「だから日本株はやめられない」となっているのです。
日本人の年金資金が外人にむしり取られているとも言える今の状況はいつ終わるのでしょうか?
nevada_report at 07:28
2009年03月05日
金融情報(7500円が必要な金融業界と円売り)
3月の日経平均7500円。
これは日本の金融機関が3月末決算に必要な数字と言われており、今、年金資金・投信・金融機関あげて必死で株を買いあげています。
この甲斐もあり、今日の日経平均は7500円を一時はクリアーしましたが、そこで外人が猛然と「実弾売り」を出してきましたので、引けでは7433円(+142円)で終わっていました。
【東証株価指数】は9.51ポイント高となっており、日経平均にならせば+95円
でしたので、日経平均買い上げがいかに激しかったかわかります。
このような上昇相場ですが、NY市場同様に主要金融株に値下がりする銘柄が出ていました。
三井住友 2955円(−25円)
三菱UFJ 421円( −5円)
オリックス 2195円(−190円:−7.9%)
また、既報の「投信設定」で買い上げられていました【トヨタ】は変わらずで引けており、【日経平均】買い上げにもかかわらず、外人の「実弾売り」が指数買い上げを上回っていたのです。
3月末まで徹底して買い上げることになるのでしょうが、実弾売りが次第に激しくなってきており、この攻防はけだし見ごたえがありますが、円安の進行で次第に売り圧力が高まってきており、いつまで買い上げ・買い支えが続けられるでしょうか?
円高である分には「株の値下がり」を「円高でカバー」できますので外人はそれほど売ってきませんが、今後「円安が進む」となれば、今のうちに円資産から逃げたいと思い、主要銘柄から保有高をはずしてくるのです。
そしてその売却した資金を【ドル】へ転換しますので、余計に【円安・ドル高】が進むのです。
近々に一ドル100円を突破し103円〜105円にはドルは上昇しますが、その後日本の政治不安が一気に高まれば120円を超える円安になりましても何ら不思議ではありません。
そしてその時には円安メリットを享受する株が買われるのではなく、日本からの資産逃避が話題になり、日本株は徹底的に売られることになるかも知れません。
nevada_report at 19:42
金融危機情報(NYダウの上昇と金融株の下落)
NYダウは149ドル余り上昇し、6875ドルで終わっていましたが、肝心の【金融株】は軒並み売られるという展開となっていました。
JPモルガン $19.30(−8.14%)
シティ $ 1.13(−7.38%)
バンカメ $ 3.59(−1.37%)
ウエルズファーゴ$ 9.66(−9.47%)
また、金融株と産業株の両面を持つ【GE】株も4.56%下落の$6.69で終わっていましたが、一時は$5.73まで急落しており、$5割れを視野に入れてきています。
米国のそうそうたる企業の株価が$5以下になりつつあるのです。
NYダウは上昇しましたが、内容をよく見ますととても100ドル以上上昇していたと喜べる内容ではないのがおわかり頂けると思います。
nevada_report at 08:10
2009年03月04日
経済速報(工場閉鎖:地方の苦境と足らない危機感)
NECの子会社である【NEC液晶テクノロジー社】は鹿児島県出水市の工場を12月に閉鎖すると発表するとともに希望退職者を募集して従業員50%カットを打ち出しています。
【NEC】は2009年3月期に2,900億円もの連結最終赤字に転じる予想となっており、グループで約2万人の人員削減・不採算事業からの撤退の方針を表明しており、今回の弊社・削減はその一環と言えますが、工場閉鎖の時期が今年末となっており、あまりにもスロー過ぎると言えます。
今、世界経済は猛烈な勢いで縮小しており、企業は即刻固定費削減、すなわち余剰人員・余剰工場削減を行うべき時期なのです。
リストラに一瞬でも遅れれば致命症になることもあり得、たとえ【NEC】でも企業存亡の危機に直面するかも知れません。
勿論、工場を閉鎖される地方からすれば産業・雇用が消えるわけであり、広範囲に影響が及びますので、【NEC】としては地元との話し合いを優先したのかも知れませんが、これから10ケ月後のリストラを聞いて投資家であれば、「なんてお危機感がないリストラだ。これでは【NEC】は救えない」となるかも知れません。
周回遅れのリストラは企業にとりましても残る従業員にも悪影響を与えるだけであり、即刻撤回の上、よりしっかりしたリストラ策を打ち出すべきだと言えますが、
【去るも地獄、残るも地獄】という惨状となっているのです。
nevada_report at 22:46
金融情報(微妙な動きになりつつある為替市場)
【日経平均】は年金資金の買い上げ・買い支えもあり、実態を表しておらず、指標という意味をなくしていますので、金融市場を見る指標として日本で注目されていますのが<為替>です。
<為替市場>への介入は行われておらず自然の動きとなっていますので、金融の指標を見る上で参考になるのです。
今、【ドル】が円に対してじわりじわり上昇していますが、この動きを【ドル・円】という面だけからではなく、【ユーロ・ドル】という面からみますと、【ドル】の強さがさらに明らかになるのです。
簡単に解説させて頂きますと、【ドル・円】では今は98円40銭となっており、じわりじわりと【ドル】が買われ、【円】が売られておりますが、【ユーロ・ドル】相場をみますと、【ドル】が買われており、昨日の1.2680から1,2455まで【ドル】が上昇しているのです。
すなわち、【ドル・円・ユーロ】をみますと、【ドル】が一人勝ちとなっているのです。
3極の通貨の中で【ドル】が最も強い通貨になり、【円】が最も弱い通貨になっているのです。
今はまだ【ドル】は円に対して一ドル98円台に留まっていますが、今日明日にも100円台を回復するかも知れず、現時点では【ドル】が世界最強の通貨と言われるようになるかも知れません。
今、為替市場はエネルギーを溜めている時期であり、いつ今までの【ドル売りエネルギー】が【ドル買いエネルギー】に転換するかわかりません。
ドルを投げ売りしていた個人・法人が青くなるかも知れません。
nevada_report at 14:37
金融危機情報(上げて下げて上げて、そして下げて終わったNY)
【NYダウ】は昨日の終値をはさんで上下(+90ドル:−58ドル)の動きとなっていましたが、昨日の終値である6763ドルを超えて終わる力はありませんでした。
理由は「買う理由」がないからです。
日々経済の悪化が進む中、オバマ政権の危機対応の動きに批判が出てきており、この先、経済・金融が崩壊してしまうのではないか、という疑念が出てきているのです。
一方で「ここまで売り込まれるのは安すぎる」という見方も証券界から出てきており、これで強弱感が対立しているのですが、万年強気の証券界の言うことを誰も信用しておらず、このため、「笛吹けど踊らず」という状態になっているのです。
日本は公的資金が買い支えをしていますので、実態を表しておらず、下げが小さくなっていますが、それもいつまでもつか、という状態になりつつあり、市場では「いつ日本株が底ぬけるか」、が話題になっています。
人為的な支えは必ず崩れます。
nevada_report at 07:26
2009年03月03日
金融危機情報(外貨準備高を企業融資へ)
財務省は【外貨準備高】から約50億ドル(約5000億円)を国際協力銀行に3月中に金融融資し、日本企業にドルを貸し出すと発表しています。
とうとう外貨準備高を使った融資にまで追い込まれてきていますが、金融危機はこれからが本番であり、IMFへの支援金や米国債購入資金等を入れれば、日本の外貨準備高は消えることもあり得ます。
株式は3月末までは国民の【年金資金】を使って徹底的に買い支えをするでしょうが、それも限度があります。
今まで蓄えてきた資金が一瞬にして消える危機に日本は直面しています。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/