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２月の資金供給量、6.4％増 04年５月以来の高い伸び（日本経済新聞）
日銀が3日発表した2月の資金供給量（マネタリーベース、月中平均）は93兆6531億円と前年同月と比べ6.4％増加した。2004年5月以来の高い伸び。金融機関が日銀に預ける当座預金残高が前年同月比65.8％増の12兆9083億円と、日銀が量的緩和政策を実施していた03年11月以来の伸び率となったことが影響した。
マネタリーベースは日銀当座預金残高と紙幣や貨幣の残高の合計。日銀は昨年9月の米リーマン・ブラザーズ破綻以降、金融機関の資金繰りを支援するため潤沢な資金供給を続けており、当座預金残高は増え続けている。当座預金の増加は6カ月連続。特に08年10月に当座預金に金利を付ける措置を導入した影響で、当座預金残高は11月以降、2ケタの伸び率が続いている。
紙幣である日銀券の発行残高は前年同月比0.7％増、貨幣流通高は0.1％増と06年3月以来の低い伸びだった。(16:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090303AT2C0300D03032009.html
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