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2月27日1時15分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090227-00000010-jij-int
【ワシントン26日時事】オバマ米大統領は26日、就任後初めての予算教書の概要を発表した。過去最大の景気対策やイラク戦費の拡大で2009年度(08年10月〜09年9月)の赤字は1兆7520億ドルと、過去最悪だった08年度(4590億ドル)の4倍近くに膨れ上がる見通しだ。
深刻な景気後退と金融危機に見舞われる米経済の立て直しを最優先課題に据える大統領は一方で、財政規律の維持も強調。4年の任期後13年度には赤字を5330億ドルまで圧縮する意向を示した。しかし、経済の先行きは依然不透明で、財政の早期改善は困難との見方が強い。
予算教書概要によると、10年度には財政赤字を1兆1710億ドルに削減する方針。これが実現すれば、実質GDP(国内総生産)比では09年度の12.3%から8.0%に改善することになる。13年は3.0%まで低下させる方針だ。
10年度の歳出は9.8%減の3兆5520億ドルに抑制する。このうち国防費の伸び率は4%に抑制。また、イラクやアフガンなど海外の軍駐留経費は09 年度補正で755億ドル、10年度当初予算で1300億ドルを計上する。一方、年金や医療などはいずれも増額。ただ、09年度に金融機関の不良資産買い取りなどで新たに計上する予備的資金2500億ドルを含む、金融安定化策のための資金約5000億ドルが減るため、10年度の義務的経費は合計20.2%減の2兆0090億ドルに圧縮される。