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http://blog.livedoor.jp/nevada_report/
2009年02月26日
金融情報(変額年金からの撤退:三井生命)
【三井生命】は膨大な赤字を生んでいます【変額年金保険】から撤退することになったようですが、【三井生命】は2008年4月ー12月期で1060億円の赤字になっており、このうち430億円が変額保険の損失穴埋めに使われているのです。
契約者には事実上の元本保証をしているために、今の株安で膨大な損を計上するはめになり、運用どころの話ではなくなってきており、このまま株安が続けば経営破たんすることもあり得ると判断し、今回【変額保険】の販売停止を決定したものです。
既に株安等で経営体力がなくなってきている生保も出てきており、今後【三井生命】に続く生保が出てくるはずですが、生保最大手の【日本生命】もこのままの株安・低金利が続けば赤字に耐えられない事態に陥ることもあり得、生保の株式離れが急速に進むかも知れません。
今回の【三井生命】の変額保険撤退は販売を担当した金融機関にも少なからず打撃を与えることになるでしょうが、バブル的金融商品であった【変額保険】が静かに消える時期になったようです。
nevada_report at 08:26 47拍手
2009年02月25日
経済速報(アドバンテストの社員26%削減)
アドバンテストは既報の赤字を発表していますが、同時に今後の急回復は困難として26%もの人員削減を打ち出しています。
削減数は1,200名となりますが、正社員は450名削減となっており、上場企業としては本格的な正社員削減となります。
今後このような正社員削減が相次ぐ事になるのは必至であり、日本の雇用情勢は激変する事になります。
nevada_report at 19:21 │経済速報
金融危機情報(買い上げられた日経平均と赤字)
【日経平均】は午後に入ってからの見事な買い上げもあり、192円高で引けていましたが、買い上げ対象の一つでもある【アドバンテスト】社は驚くべき決算(修正)を発表しています。
<2009年3月期>
1)売上
前期 1827億円
予想 1050億円(会社四季報)
今回 750億円
2)経常利益
前期 235億円
予想 − 70億円(会社四季報)
今回 −540億円
3)純益
前期 165億円
予想 − 42億円(会社四季報)
今回 −780億円
4)一株利益
前期 90円
予想 − 23円(会社四季報)
今回 −436円
5)解散価値
前期 1,387円
今回 951円
また【配当】はこれだけの赤字にもかかわらず<5円>とするとしており、さすが内部留保が厚い会社だけあります(負債0円、連結剰余金 2712億円、現預金 1,473億円)。
ただ、今回期末配当を5円出すと発表しておりますが、これは大株主である年金資金等への配慮もあり無配には出来なかったのでしょうが、もし来年も同額か今回より大きな赤字になれば現預金が枯渇し格付けも引き下げられ経営に赤信号が点灯します。
また、今回の大幅な利益減額修正で【解散価値】が951円にまで下がりますので、現在の株価1426円は解散価値の50%アップとなりし、配当利回りも限りなく0%近くになりますので、買う要因は全くなくなります。
それでも【年金資金】・【投信】が買い上げるのでしょうが、全く実状を無視した買い上げとなりますので、あとにとてつもない禍根を残すことになります。
”同僚”の【東京エレクトロン】がどのような修正赤字を出してくるのか、見ものですが、【アドバンテスト】と共に【日経平均】買い上げ対象でもあり、最後の最後まで買い上げ、最後の段階で力尽きて暴落となるのも知れません。
nevada_report at 16:46
経済速報(外国人ビジネスの終焉:撤退へ)
今、東京都内にあります【サービスアパートメント】という家具付き高級マンションに空き室が目立ってきていますが、最盛期に300戸を管理していました「CHINTAI」社は需要の不振もあり、これ以上赤字を出さないためにも全面的に撤退すると発表しています。
月額20万円〜100万円程の<高級短期貸し>需要が、高給取りの外国人の撤退もあり軒並み減少し赤字を膨らませてきており、早めに撤退を決めたようですが、同社のように徹底できるところはよいですが、中にはどっぷりつかっている企業もあり、そのような企業はもはや生き残る手段はありません。
「高級外人向けビジネス」が終わりを告げようとしていますが、この後始末は大変なことになるはずです。
何せ月額40万円、100万円という高級マンションに住める人はそう多くはなく、需要はこの先さらに減少するのは避けられないからです。
また、投資用に借金して購入した資産家の中には賃貸収入が入らなくローン破産という事態に直面する人も出てくるでしょうが、高級マンションは管理費だけでも5万円、10万円という、ものすごい金額になりますので、おいそれと投資家が買うこともできず、結果、今後何年もたなざらしになるかも知れません。
【ファンドバブル】の後始末がこの分野からも始まります。
nevada_report at 11:42
経済速報(半減した輸出:1月)
日本の輸出が激減しており、このままいけば日本経済は立ち行かなくなります。
財務省が発表しました1月の貿易統計では、【貿易収支】が<9,526億円の赤字>となり、これは過去最大の赤字になり、しかもこの赤字の原因が<輸出の激減>となっているのです。
輸出 −45.7%(前年比)
輸入 −31.7%(同)
輸出がほぼ半減しているのがわかります。
今、企業の生産が激減していますが、受注も3月は90%以上減少というところも出てきており、中には受注<ゼロ>という非常事態に陥っている企業も出てきています。
今回の【貿易赤字】はアナリストが予想していました1兆円超には達していませんが、それでも輸出の45%もの激減は企業からすればありえない事態であり、今、経済に何が起こっているか、これを見ればよくわかります。
株価は「買い支え報道」もあり上昇していますが、日本経済の悪化速度は益々速まってきており、すべての企業家・投資家・資産家は今後襲ってきます大嵐に最後の備えをするべき時に来ています。
映画のタイトルではありませんが、日本経済に「パーフェクトストーム」が襲ってきます。
nevada_report at 11:17
金融情報(円全面安)
【円】が全面安となってきており、今までの円キャリー取引で円が買われていた異常事態が終焉しつつあります。
今はまだ完全に円キャリー取引返済が終わっていないために、【ドル】に対しては売り圧力が強いですが、今まで「ドル安」要因と言われてきていました”ドルばらまき”が急速に減少してきており、今後必要な【ドル】が手に入らないのではないか、という危惧が金融市場に出てきてもいます。
実際、金融機関同士で市場で【ドル】を調達することは未だ不可能になっており、中央銀行がドルを供給して何とか市場の均衡を保っている状態にあるのです。
このため、じわりじわりと【ドル】が買われているもので、<一ドル97円>近辺にまでドルが上昇してきており、今後一ドル100円を超えてドルが買われることになれば、本格的に円から資産逃避が起こります。
【為替市場】は金・原油・穀物と同じ「商品」であり、単に需要と供給だけで買われたり売られたりするものではありませんが、今後、過剰【ドル】がないと市場が気づけば【ドル】は急上昇することになります。
【日本円・日本経済】への信頼が今大きく落ち込んでいますが、【ユーロ】の経済は日本と同じくらい悪いですが、まだ信頼は残っています。
世界中で【円】が売られる流れに発展すれば、「円安」と喜んでおられない事態に発展します。
nevada_report at 07:31
金融情報(さらに暴落:AIG)
日本時間で午前1時現在、『AIG』株は26%暴落の39セントとなっており、次第に“消滅株価”に迫ってきています。
日本円換算で50円以下になってきているもので、とても保険会社の株価とは思えない株価となってきていますが、市場では<1セント>もやむえないとの判断に傾いている専門家も出てきておい
『AIG』・『バンカメ』・『GM』・『シティ』株がそろって1ドル以下になるという前代見門の事態が迫っているとしたら恐ろしいことだと言えます。
nevada_report at 01:15
2009年02月24日
金融危機情報(止まらない韓国ウオンの下落)
【韓国ウオン】の下落が止まらず今日は1515まで下落してきており、このままいけば世紀の大暴落を演じる事になるかも知れません。
ウオン暴落が世界中の株式市場を直撃し閉鎖される日が来るかも知れません。
nevada_report at 22:30
金融情報(2時からの買い上げとダラダラ下げ)
【日経平均】は午後2時からの猛烈な買い上げもあり、107円安の7268円で引けています。
一時は7155円まで下落し、7000円台割れまであと155円というところまで下げていました。
日本株式は先物市場に<公的年金資金>の買いが入りますので、いかようにもいじくることが出来、急落という下げにはなりませんが、相場にとってはこのような人為的な“サポート”はかえってマイナスになります。
何故ならダラダラと下げていればどこで買ってよいか目処が立たないからです。
一気に500円、600円という下げになれば、個人投資家や機関投資家の中から
リバウンドを狙った買いが入り、それが相場のリズムを作るからです。
【ドル】相場を見ればわかりますが、専門家と称する連中がTV等で「ドル暴落」を唱え、これに従った個人等が【ドル】を売り込み90円を割っていましたが、今や95円台にまで戻ってきています。
この先、一ドル100円以上に戻ることになるでしょうが、そうなれば90円以下で売り込んだ個人は膨大な損を被ります。
また、【ドル】を投げて売り切った個人も多いようですが、今後日本金融危機が発生し、円が世界の通貨に対して急落し始めた際には、【ドル】を買おうと思いましても【ドル】が市場にないということも十分あり得ます。
【日経平均】が年金資金等による支えの甲斐なく7000円台を本格的に下回ってきた際には【ドル】は急騰するかもしれません。
nevada_report at 17:55
経済速報(株式評価損が1兆円突破と買収防止策)
上場企業の【有価証券評価損】が2008年末時点で<1兆円>を突破し、1兆995億円になったと報じられていますが、現在は2008年末時点より更に日経平均が下がっており、1兆数千億円の損となり、更にこの1兆円の損には「銀行・保険」会社の分は含まれておらず、これらを加えますと軽く2兆円を超える損となるはずです。
ところで、なぜここまで評価損が膨らんでしまっているのでしょうか?
理由の一つに「買収防止策としての持ち合い」があります。
明らかになっています企業で評価損が大きい企業は買収防止策を積極的に取り組んでいた企業だからです。
<評価損額上位>
601億円 JFE
579億円 新日鉄
433億円 シャープ
301億円 国際石油開発帝石
163億円 NTN
163億円 川崎汽船
158億円 住友金属
157億円 神戸製鋼
151億円 三井不動産
中でも【大手鉄鋼株】は上記のとおり膨大な損を計上しており、有利子負債も多く、今後経営の足かせになる可能性も強いと言えます。
JFE 有利子負債1兆5600億円、利益剰余金9972億円、現預金520億円
新日鉄 有利子負債1兆3200億円 利益剰余金1兆500億円 現預金1600 億円
住友金属 有利子負債 8840億円 利益剰余金7000億円 現預金166億円
神戸製鋼 有利子負債 7090億円 利益剰余金3400億円 現預金666億円
持合い株を売却して評価損拡大を防ぐことができるかどうか。
株価が暴落してきているいま、鉄鋼各社の経営判断が注目されます。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/