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「まず不良債権処理を」 金融安定化へOECDが指摘(日本経済新聞)
経済協力開発機構(OECD)は、金融安定化には不良債権の処理を急ぐべきだとするリポートをまとめた。このほど公表した「金融市場トレンド」で、金融危機の対応には3段階あると説明。具体的には預金保護で資金流出を抑制するとともに、銀行から不良資産を速やかに切り離し、最後に資本を増強するのが望ましいとした。
OECDは、日本が1990年代後半の金融危機を抜け出すのに手間取った背景は、銀行の不良債権処理が進まず、競争力を失った企業の退出が遅れたためだと分析。今回の危機で欧米の銀行も不良債権処理より公的資本の注入による資本増強を急いだが、景気後退による資産劣化が進めば、新たな資本増強や貸出資産の圧縮を迫られ、貸し渋りが深刻になる恐れがあるとしている。(パリ=野見山祐史)(07:02)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090217AT2M3101R16022009.html