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コール市場、1月の残高5年4カ月ぶり低水準(日本経済新聞)
金融機関が日々の資金繰りに使うコール市場の取引が急速に細っている。日銀が6日発表した1月の市場残高は前年同月に比べ33%減の16兆5663億円と、5年4カ月ぶりの低水準になった。金融危機対策の一環で金融機関が日銀に持つ当座預金口座に金利が付くようになった結果、コールでの運用を減らして日銀に余剰資金を預ける金融機関が増えていることが背景とみられる。
コール市場は金融機関が日々の資金過不足などを調整する短期金融市場の中核で、無担保コール翌日物金利は日銀の政策金利になっている。とくに低調なのが翌日物の取引で、1月の残高は前年同月より6割近く急減。取引相手の信用力に不安を抱いた金融機関が資金運用を手控える傾向にあるほか、「日銀の金融政策の副作用が出ている」との指摘がある。
日銀が昨年12月に政策金利を0.1%に下げた後、金融機関の運用意欲が低下した。当座預金に付く金利が政策金利と同じ水準になったため、信用リスクを負ってまで市場で運用するより、日銀に資金を預けた方が安全と考える金融機関が増えているという。(21:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090206AT2C0601M06022009.html