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「政府紙幣」構想、日銀総裁らから懸念相次ぐ(日本経済新聞)
景気対策の一環として政府が紙幣を発行する構想が自民党内で浮上していることに対し、3日の閣議後の記者会見で閣僚から慎重な声が相次いだほか、日銀の白川方明総裁も強い懸念を示した。総裁は株式買い取りを決めた後の記者会見で「通貨に対する信認が害される恐れがある」と強調。そのうえで政府の債務返済能力への疑念から「長期金利の上昇を招く」と述べ、副作用の可能性を指摘した。
記者会見で白川総裁は市中で流通した後、日銀に戻ってきた政府紙幣を政府が回収する場合と、そのまま日銀が引き受ける場合の2通りを想定して、それぞれの問題点を細かく指摘した。
政府が発行している硬貨の場合は、日銀に還流してきた硬貨の一部を政府が日銀から回収している。この際、政府が日銀に回収分と同額の財源を渡しているが、政府紙幣も同じ仕組みになると、「(発行額に見合った)資金調達が必要になるという意味で国債の発行と実体的に変わらない」(白川総裁)という。(22:33)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090203AT2C0301J03022009.html