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全文有料 月額105円(税込)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2009013002000084.html
各国で正社員の解雇が相次ぐなど、底無しの様相を見せる世界同時不況。アメリカ発の金融危機が実体経済に深刻な影響を及ぼす中、「これは近代化の終わり」とし、米追従型体質からの転換を促すのがエコノミストの水野和夫氏(55)だ。大きな期待を背負ったオバマ新政権や、日本は活路を見いだせるのか。今後の見通しや進むべき道筋を聞いた。 (岩岡千景、野呂法夫)
コメント
中日新聞で今までにない様な、かなり突っ込んだ話がされており良かったです。水野氏が中谷厳と同じく、それまで何を言ってきたかは知りませんが、中谷氏と同じく本が10万部以上、売れているようです。良心的な値段で。
金融大崩壊―「アメリカ金融帝国」の終焉 水野 和夫 (著) ¥735 08年12月発売 179位
http://www.amazon.co.jp/%E9%87%91%E8%9E%8D%E5%A4%A7%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E2%80%95%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E9%87%91%E8%9E%8D%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%B5%82%E7%84%89-%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BA%BA%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%B0%B4%E9%87%8E-%E5%92%8C%E5%A4%AB/dp/414088276X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1233642579&sr=1-1
戦後、経済成長をする事が目標に掲げられてきましたが、それがもはや限界に来ているという話。高度成長期は生産していれば、需要があり売れていたが、物が溢れてきたら売れなくなっていく。その先にあったのが、金融立国という考えであったと。80年前後のサッチャー、レーガンで始まった「経済のグローバル化」も、前半部分が終わったと指摘。
そういった流れの中、麻生太郎の景気見通しと消費税増税言及について、「回復にはうまくいっても五年はかかる。消費税引き上げは当面無理」と、麻生&与謝野の見通しの甘さをバッサリ指摘しています。
アメリカ経済の処方箋についても、ロン・ポールと似た事をいっています。つまり、対外的な大赤字体質をやめるのが先決であると。しかし、オバマのやっている事はそうは見えません。部分的には正しいでしょうが。対外黒字国日本と違い、アメリカは我慢しないといけない時期だが、アメリカ人は長い間、我慢できないのではと指摘。
それに絡んで、国債発行について指摘しています。一体誰が引き受けるのかと。日本に押し付けられる可能性は十分あり、それは辞めて欲しいと指摘。こういう、アメリカの国益ではなく、日本国益の視点の記事を新聞で見たのは初めてじゃないでしょうか。そういう人の書いた本が売れているのは、好ましい事です。竹中マトリクス なんていう皮肉めいた本が不可解に売れている現実があるので。
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