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【2009年2月2日(月)朝刊】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/02/02/20090202m_03.html
室蘭市の生活保護の新規開始件数が昨年11月から増加している。12月までの2カ月間で開始された件数は38件で前年度同期と比べ約4割増加した。市は景気悪化が何らかのかたちで関連しているとみて、状況を注視している。
保護課によると、平成20年度の開始件数は11月が24件(前年度同月比6件増)、12月が14件(同5件増)。2カ月合計では38件(同11件増)となっている。
増加の内訳(高齢者や母子、傷病、障害者、その他)からの分析では、60歳から64歳の層の新規開始が多い。数は少ないが、実際に解雇されて開始となった人もいるという。
相談件数は10月から増えている。10月が69件(前年度同月比9件増)、11月が66件(同12件増)だった。
保護課の斉藤久課長は「景気低迷による直接的な影響は小さいとみているが、他地域での離職による仕送りが縮小されるなど間接的影響があると推測している。60代前半の再就職難も要因」と話す。
今後の見通しについては「有効求人倍率が平成17年当時に近く、相談の多さも当時と似ている。今後、半年程度の景気動向を見なければ分からないが、さらに増加する懸念もある」とした。
(鞠子理人)