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Don Quixote of Xuri
GDP2けた減予測 日本は米より重症
30日発表された米国の昨年10〜12月期の国内総生産(GDP)は前期比3・8%のマイナス成長となったが、2月に発表される外需頼みの日本の成長率は、震源地の米国よりもはるかに大きなマイナスに陥るとみられている。
主要民間シンクタンクが30日までに発表した10〜12月期の成長率予測によると、前期比でマイナス2%台後半〜3%台前半が大半を占めた。年率換算では軒並み10%超の2けたのマイナスを予測し、第1次石油ショック時の昭和49年1〜3月期(13・1%減)以来の落ち込みが見込まれている。
第一生命経済研究所は、前期比3・4%減、年率換算12・9%減と予測。新家義貴主任エコノミストは「輸出など外需の要因だけで年率8・8%下がり、設備投資と個人消費の減少が追い打ちをかけた」と解説する。
みずほ総研は前期比2・6%減、年率10・2%減と予測。山本康雄シニアエコノミストは自動車や電機などのメーカーが昨秋以降、フル生産から急激な減産に転じたことなどを挙げ、「欧米の消費国よりも、輸出国の方が、影響が大きく表れる」と分析する。
今年に入り、減産や人員削減、消費低迷が一段と進んでおり、1〜3月期はさらに大幅なマイナス成長となる可能性があり、新家氏は「結局、米国の消費が回復しなければ日本の景気も底入れしない」と指摘している。
(2009年01月31日 産経新聞)
凄く典型的で、凄く分かり易い、如何にもなプロパガンダ。
こういうのを見て、アイコクシャ風低知低能下等生命体「ネトウヨ」あたりが、「貿易立国・日本のピンチだ。日銀は直ぐにでも為替介入をして今の円高を何とかしなくてはならない。日銀砲の威力を世界に見せてやれ」だとか何だとか言い出すのだろう。
公共事業による国内へのバラマキは反対する癖に、為替介入による世界への、ハゲタカどもへのバラマキをマンセーするアホどもが自分で自分の事をアイコクシャだとか言ってるのって、凄くシュールな悲喜劇ですよね。
「旭日のドン・キホーテ」というタイトルで、小説が出来そうだ。
以下、作品紹介。
旭日のドン・キホーテ
愛国者物語(当時の日本で流行していた)を読み過ぎて妄想に陥ったニート(Not currently engaged in Employment, Education or Trainingの略語であり、直訳すると、「教育を受けておらず、労働をしておらず、職業訓練もしていない」となる)の主人公が、自らを伝説の愛国者だと思い込み、それっぽいHNを名乗り、ウェブ上で同種同類のお仲間を見付け、救国の旅(街宣w)に出掛ける物語である。
本家「ドン・キホーテ」においては、主人公の自意識や人間的な成長などの視点を盛り込むなどの斬新な手法や、ドン・キホーテを単なるキティさんでは無く、夢や希望、正義に溢れた人物に仕立て上げるなどして、作品を救いあるものにしているが、当作品においてはそういったものは一切無く、正真正銘の気狂いニートが勘違い救国行脚で一般の人達に迷惑を掛け白眼視されていく様を淡々と描き、イデオロギーに狂った低知脳生物の悲劇性と喜劇性をリアルに描いている。
愛国を叫びながら自国民、同胞を「愚民」と敵対視し、救国を叫びながら破壊行為を繰り返す気狂いをマンセーし、自己責任を叫びながらありとあらゆる事を他人の所為にするなどの究極と言っても過言では無い人格破綻、精神破綻は、笑いと涙を同時に誘う。
「人間こうなってはならない」と自覚する為にも、老若男女を問わず、多くの方に目を通して貰いたい作品である。
(民明書房刊「旭日のドン・キホーテ書評」より)
作品の主人公のモデルは・・・一杯居すぎて迷うなあw
アニメ化の際のテーマ曲はコレで。
残酷なニートのテーゼ
コレも捨て難い。
宇宙戦艦ニート
とまあ、横道に逸れるのはこのくらいにしておくとして、流石、そんな下等生物の愛読紙惨景新聞というか、実に分かり易いプロパガンダに出て来たもんだ。
「結局、米国の消費が回復しなければ日本の景気も底入れしない」だなんて、そんなそこいらのオッサンでも思い付きそうな結論を口して、何が「主任エコノミスト」かと。
今日から、「主任給与泥棒」と肩書きを変え給へ、と言いたくなるわ。
あのなあ、アホで救いの無い自称エコノミストどもよ、「需要が圧倒的に足りない」という結論が出てる訳なんだからよ、外国みたいなコントロール不可能な存在のソレに頼るより、もっと遙かに簡単な方法があるだろう、と。
日本国の需要ならば、政府と日銀が協力すれば、直ぐにとまでは行かないでも、幾らでも解決可能だろ?
そこに、企業が協力すれば、回復の速度を遙かに速める事も可能だ。
わざとやっているのか、本気で思っているのかは知らんけれど、こんなのに踊らされるのなんか、貿易立国(笑)とかグローバル経済(笑)とか新自由主義 (笑)だとかを未だに信じている、真性のスイーツ(笑)愛国者だけどろ、と思ったんだけど、惨景の愛読者なんか大半がソレだから、やってる事としては正しいのか、多分。
ま、何にしても惨景の愛読者層のようなスイーツ(笑)愛国者脳の持ち主以外は、この手の煽り系記事に惑わされないように気を付けないといけない。
惨景以外の珍聞、テレビなんかでも、この手の煽りはこれから増えていく筈だからね。
http://restororation.blog37.fc2.com/blog-entry-1566.html