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http://blog.livedoor.jp/nevada_report/
2009年01月31日
金融情報(8000ドルを守ることができるか?)
(本日、ドバイからの帰国となりますので、ブログ更新は本日夜になります
【NYダウ】は8000ドルの攻防となっていますが、日本は一足早く8,000円を下回っており、NYダウの8,000ドルの攻防は激しさを増しています。
1月末の株価を意識している投信も多く、引け前30分の攻防は見ものかも知れませんが、一貫して述べてきております通り、人為的な株価引き上げは後に禍根を残すだけであり、決してプラスにはなりません。
為替も本来なら今頃は一ユーロ110円を下回っているはずですが、基準価格を守りたい為に投信が買い支えをしており115円前後でこう着状態に陥っているのです。
ここでのこう着状態は相場的にいえば、エネルギーを蓄えている時期と言え、ここでのこう着状態が続けば続く程、今後の相場に与えるエネルギーは大きくなります。
即ち、【ユーロ】売り込みのエネルギーがたまることになるのです。
NYダウの8000ドルの攻防、そしてユーロの110円台確保はたしていつまで続くでしょうか?
2009年01月30日
経済速報(NECの2万人リストラと今後)
NECはグループ全体で2万人の削減を発表していますが、今後はグループ企業の削減に踏み込むことになります。
これは日本の巨大企業全てに広まることですが、すでに既報の通り【三菱商事】が発表しており、今後猛烈な勢いで企業集団が縮小していきます。
これで何が起こるかですが、企業が消えるということはオフィスが余るということであり、事務機器・PC等も必要なくなります。
また、削減される会社・事務所の周りの飲食店も打撃を受けることになります。
ありとあらゆる分野で<消費の縮小>に入ることになりますので、関係会社はよほどしっかり対応をしておきませんと、取り返しのつかない事態に追い込まれます。
今回のNECの2万人削減がまさに「リストラ」の始まりなのです。
nevada_report at 23:06
金融情報(頑張ったものの)
【日経平均】は最後頑張ったものの7,994円で終わり、8,000円台を回復せずに終わっています。
今週は7,000円台割れは防ぎましたが、8,000円台を回復・守ることが出来なかったもので、それだけ今の相場が弱いということでもあるのです。
また、今日、【ユーロ】が再度114円台に突入してきており、週末ヨーロッパで金融危機がぼっ発すれば、【ユーロ】は暴落することになり、週明けの日経平均は暴落することになります。
今週末、米国の金融当局者は殆ど徹夜で対応策を取る体制に入っていると言われており、世界中の金融市場が震撼する事態に陥ることになるかも知れませんが、米国が最大200兆円の資金投入を用意して事態の推移を見守っている姿は異常な姿ですが、【ワールドレポート新年号】にて解説いたしましたが、これが2009年の姿であり、2010年前半はもっと悲惨な姿をさらけ出すことになります。
日経平均 −257円 終値 7,994円
東証株価指数 −24 終値 794ポイント
nevada_report at 15:23
経済速報(ドバイ経済#2)
ドバイの経済を見る上でもう一つ重要なことは消費ですが、巨大水族館があります【ショッピングモール:ドバイモール】を見る限り、消費は死んでいます。
店にお客がいないのです。
それは高級店に限らず普通の店にもお客がいなく、店員がいるだけという店が圧倒的になっています。
巨大水槽の周りには人はいますが、フードコートにもまばらしか人はおらず(サブウエーやマクドナルドがあり、サブウエーの味は日本と差ほど変わっていません)、また、近日中にオープンとなっている店が多く、いったいどのような開店をしたのか、疑問が残るショッピングモールとなっていましたが、とにかく消費しようという人がいない以上、店側としてはどうにもなりません。
また、郊外に車で出かけましたが、唖然とする光景が見られます。
砂漠の真ん中に街をつくろうとして放置されつつある場所があちらこちらにあるのです。
準政府系企業が手掛けますプロジェクトサイトにあります宣伝用の巨大看板が壊れてしまっているところもあり工事は中断はしていませんが現場としては死んでおり、細々とアリバイ作りのために工事をしているという現場があちらこちらに見られるのです。
まさに砂上の楼閣とは良く言ったもので、今後工事がストップすれば砂漠の中に埋もれていく”街”になるかも知れません。
この【不動産】ですが、ドバイ市内では<60%まで値引きます>との宣伝もあり、今や買い手はほとんどいない状態になりつつありますが、問題は今工事していますビル・アパートが完成しましても住む人がほとんどいないという現状があります。
また、工事現場にいきますと分かりますが、広大な土地に何十ものビル・アパートが建設されているのですが、一歩間違えば、工事現場にまで辿りつけない状態になっているのです。
道がないのです。
普通は工事現場に行くためのインフラを整備してから工事に入りますが、ここドバイはそのような考えはないようで、現地視察中に運転手が何度も引き返すという有様で、運転手も苦笑いしていました。
即ち、今徐々に完成しつつあるビル・アパートがありますが、いったいどうやってそこまで辿りつくのかという疑問が出てくるのです。
個別ではそれは立派なビル・アパートですが、そこに行く道が整備されておらず、また工事用車両が物凄い埃を上げて走りまわっており、全体の工事が完成する2015年以降になってはじめてまともに住める”街”になるかも知れませんが、すでに工事が大幅に遅れている物件も多いようで、いつになったら完成するのか、誰も分かりません。
今まさにバブルが崩壊しつつある【ドバイ】ですが、鍵はアラブ首長国連邦政府や近辺のアラブの王様がどれだけ自己資金を出して【ドバイ】を救済するかにかかっていますが、総額で数十兆円とも100兆円とも言われています借金を肩代わりすることが出来るかどうか。
共倒れになる前に逃げだす筈ですが、どうなるでしょうか?
nevada_report at 12:22
金融危機情報(過去最大の減少:鉱工業生産指数と金融崩壊)
昨年12月の【鉱工業生産指数】は9.6%減少の84.6となり、過去最大の減少となりましたが、問題は【在庫】です。
在庫指数は+0.1%の110.5.在庫率指数は+6.5%の135.03といずれも増加し生産が急減している中、販売不振で在庫が増加するという最悪の状況に陥っているのです。
このような中、当然と言えば当然ですが、【失業者】数も270万人となり(失業率4.4%)、じわりじわりと増加しています。
今、日本は過去最悪の経済状況に陥りつつあり、日本を代表します【トヨタ】は更に業績は悪化する見こみとなり、今期は1,500億円の営業赤字としていましたが、、4,000億円を超える営業赤字予想になり、しかも18%減少(21.5兆円)と予想していました【売上】も20%を超える20兆円を下回る恐れがあるとされています。
月を追うごとに減少する売上と増える赤字は【トヨタ】幹部を震撼させているはずですが、本当の危機はこれから襲ってきます。
米国が今大急ぎで検討しています【銀行救済策】は100〜200兆円を銀行に追加投入し、大手銀行を事実上国有化するものですが、これはワールドレポート新年号で指摘しました最悪の方策であり、今後株式市場の大暴落を招き、世界の金融市場を閉鎖させますが、より事態が悪化していますのが【ヨーロッパ諸国】です。
ヨーロッパ諸国、中でもイギリス・スペイン・ドイツの金融機関破たんの噂が根強く流れており、もしこれが実際に起これば、ヨーロッパの金融危機>ユーロの暴落・崩壊>世界金融恐慌、という流れになります。
日本はまだ金融危機につきほとんど対応策が出来ておらず、世界で最も遅れた形で対策が取られますので、最悪の事態に陥ります。
経済が崩壊し、金融が崩壊すれば日本には何も残りません。
nevada_report at 10:44
経済速報(トヨタが沈み中部空港も・・・)
中部空港が沈没しつつあります。
FEDEXが3月29日から中部空港から撤退すると発表していますが、今度はUPSが2月1日から運休すると発表しているのです。
日本ードバイを結ぶ【エミレーツ航空】名古屋空港から減便・廃止を決めており、今や名古屋空港は廃止のオンパレードになってきています。
一体何が起こっているのでしょうか?
【トヨタ】の落日に影響しています。
【トヨタ】関係の輸出入が激減しているために、航空荷物が集まらなくなってきているのです。
そして【トヨタ】が沈むとともに日本も沈没するかも知れません。
nevada_report at 02:15
経済情報(企業業績の悪化とサバイバルゲーム)
今、株式市場は月末のお化粧買いで上げていますが、肝心の企業業績は悪化の一途をたどっています。
【東芝】 10−12月期 1,588億円の赤字
【ソニー】10−12月期 179億円の赤字
【日本板硝子】 通期 220億円の赤字(5800人の削減)
【スターバックス】(米国) 6,700人の解雇・300店舗の閉鎖
今や業種を問わず、ほとんどすべての業種で赤字・人員削減が発表されており、【ソニー】等は表面的に赤字は少なく見えますが、稼ぎ時の10−12月期で赤字になったということは、1−3月期はどれだけの赤字になるか、恐ろしいものがあります。
日本企業は欧米の企業に比べリストラが遅れ気味ですが、今の世界景気は手遅れ=企業破たんになりかねず、日本の企業経営者は今や重大な岐路に立たされています。
勿論、解雇される従業員も大変ですが、全ての従業員は事態をしっかり把握して、無駄な支出をやめしっかり資金管理を行い、来るべき「大波」を乗り切る必要があります。
今回の「大嵐」を単なる企業レベルの業績悪化の話と考えていては取り返しのつかない事態に落ち込みます。
企業も従業員もサバイバルゲームが始まっているのです。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/
http://jp.youtube.com/watch?v=1IJIesXinVA