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(回答先: 1/29 NHK ニュースウオッチ9に中谷氏出演。感想 投稿者 ブッダの弟子 日時 2009 年 1 月 30 日 16:03:26)
副島教授は、言論人(「学者」?)としてのライバル意識を剥き出しにして物を言っているから、論評に了見の狭さを感じる。
一般人から見れば、NHKの番組の範囲では、中谷はきわめて全うなことを言っているという印象。すさまじい派遣切りの現実を憂い、良心の痛みを多少とも感じている印象だった。このような反応良いことであり、好ましい方向への世論形成に少しは役立つだろう。
プロ?からみれば自己批判の内容が浅く核心を外している、ということになるだろうが、サムエルソンに代表されるアメリカの理論経済学の影響を受けていない日本の経済学者は皆無であろう。副島は、ケインズ流派の立場に立っているようだが、これはこれで強いイデオロギー性を持っていて、これだけが万全だといえるような代物でもなかろう。
そのそも完璧な経済学の理論(あるいは経済学者)があり得ると前提しそれを求めること自体が間違っているのではないかと思う。フランスの200万人のデモのように、日本の労働運動が健全で大きなものに回帰していくという政治的課題の範疇ではないのか。つまり経済学の理論そのものに問題解決のすべてを期待するという観点が的外れではないかということ。